※この記事は2020年5月19日に公開した記事ですが、2021年5月25日に内容を一部修正して再公開、さらに規格追加を実施し2022年7月27日に再公開しました。

5色6サイズの豊富なラインナップであらゆる現場に対応

ベストパーツオンラインでは、アイボリー、シルバー、ホワイト、ブロンズ、そしてブラックの5色をラインナップしています。さらに、換気扇向けの300×300、バランス釜向けの350×450、その他最大900×900まで、全6サイズの設定があります。900×900サイズは自由に加工していただく事で、あらゆる用途でご使用いただけます。カット済みのタイプはビス穴加工以外現場での作業が必要ありませんので、素早く簡単に取り付けしたい施工業者様にはカット済みタイプをオススメしています。

意匠性と加工性に注目

アルミ複合パネルは住宅設備用途ではユニットバス、キッチンパネル、ドア、カーポート等、建材用途ではカーテンウォール、外壁、天井、軒天、看板等に、世界各国で採用されている建材です。その特徴は、“軽くて強い”、“良好な平面性”、“色むらのない仕上がり”、“加工のしやすさ”などで、施工業者と施主の両者にとって魅力的です。

美しい意匠性が長期間維持できる

両面に色ムラの少ない美しいポリエステル樹脂塗装を施したアルミニウム板で、芯材に樹脂(発泡ポリエチレン)を使用した3層サンドイッチ構造なので、薄板のアルミ単板や他の金属単板では難しいとされる高い平滑性を長期間維持します。また、湿気の多い浴室や風雨にさらされる屋外でも、腐食の恐れがなく安心して使用していただく事が可能です。

アルミ複合パネルの構造

ただし、表面のアルミニウムは土やモルタルなどの酸性やアルカリ性の物質と接触してしまうと腐食する可能性が高まりますので注意が必要です。また、異種金属に連続して接触した場合電食が発生する恐れがあるため、ビス類はステンレス製を使用するようにしましょう。

現場加工がカンタン

ステンレス板を現場で切断すると、平滑ではなくなり美観を損ねるうえ、端面が包丁の刃のように鋭利な状態になる事があります。よって折り返し加工が必要になったりと、決して容易な方法ではありません。その点アルミ複合パネルは、カッターやハンドソーなどでカンタンに切断加工できるので、誰でも現場で丁度良いサイズに加工する事が可能です。端面はさすがに工作機械の切断面と比較すると美しくは仕上がりませんが、ステンレス板のような折り返し処理は不要です。

端面が美しいカット済みが売れています！

端面をコーキングで仕上げる場合は現場での切断加工で十分ですが、そうでなければあらかじめ工作機械で切断しているベストパーツオリジナルの「アルミ複合パネル」が断然便利です。

豊富なサイズラインナップ

ベストパーツオンラインでは、6サイズを当日出荷でご用意しております。

売れ筋サイズは換気扇向けの300×300タイプと、バランス釜向けの350×450サイズですが、その他サイズも様々な用途に使用されています。いろいろな応用や工夫次第で、用途が広がるところもこの部材の良いところです。カット済みなら現場での加工はビス穴以外一切必要ありませんので、素早く簡単に施工をされたい施工業者様にはこのカット済みタイプがオススメです。

内装色や外壁の色にマッチする5色を用意

あらゆる現場に対応できるよう、アイボリー、ホワイト、シルバー、ブロンズ、ブラックの5色を全て当日出荷しています。

アルミ複合パネル(アイボリー)

「アルミ複合パネル（アイボリー）」は全サイズ当日出荷です！

アルミ複合パネル(ホワイト)

「アルミ複合パネル（ホワイト）」は全サイズ当日出荷です！

アルミ複合パネル(シルバー)

「アルミ複合パネル（シルバー）」は全サイズ当日出荷です！

アルミ複合パネル(ブロンズ)

「アルミ複合パネル（ブロンズ）」は全サイズ当日出荷です！

アルミ複合パネル(ブラック)

「アルミ複合パネル（ブラック）」は全サイズ当日出荷です！

ステンレス板の約66%のコストで施工費を抑えられる

製品単価についてもステンレス板と比較してメリットがあります。参考までにベストパーツオンライン内の300×300サイズで比較すると、ステンレス板が¥1,600に対してアルミ複合パネルは¥1,000と、約63%の設定になっております。入れ替えの現場が多い施工業者様には大きなメリットになる要素の一つであることは間違いありません。

給排気筒の壁貫通には使えない

このように様々なメリットがあるアルミ複合パネルですが、1点ご注意いただきたいのが「排気筒の貫通には使えない」ということです。アルミ複合パネルの熱変形温度は110℃、高温雰囲気(連続使用)では70℃以下と、80～200℃を超える燃焼機器の給排気筒の壁貫通部に使用すると変形する恐れがあります。よって、給排気筒の壁貫通処理には、専用のステンレス製化粧板やメガネ石を使用するようにしてください。

まとめ

不要になった貫通穴は、意匠性と加工性を兼ね備えた「アルミ複合パネル」でふさぎましょう。価格も「ステンレス板」の約63%とコストダウンに寄与します。ただし、給排気筒の壁貫通には使用できませんので、その際はステンレス板やその他不燃材を使用してください。