個性的なのに使いやすい。ドラマ出演多数のおしゃれな国産キッチン用シングルレバー混合栓”SUTTO”
※2019年11月25日に公開した記事ですが、加筆・修正し2020年11月11日に再度公開しました。
個性的なデザインなのに使いやすいキッチン水栓
水栓は、販売する側の固定概念や手間の問題で、「もともと付いていたものと同じようなもの」や「安く仕入れられるもの」が流通の多くを占めているのが現状です。一方で、新築・リノベーション関わらず、対面式やアイランド型キッチンが増えている昨今、インテリアとして満足する、デザイン性や機能性に富んだ水栓金具も各社からリリースされています。その中でも、SANEI社が製造する「シングルワンホールスプレー混合栓”SUTTO”(品番:K8731JV/K8731JK)」は、個性的なデザインなのにとっても使いやすい、機能美のバランスが高いレベルで融合した新しいタイプの水栓金具です。
デザインコンシャスなのに高機能な”SUTTO”シリーズ
設計事務所が住宅を設計する場合、システムキッチンメーカーのパッケージ水栓は使用せず、ヨーロッパからの輸入品を選ぶことも多くなります。ところが日本の小さいシステムキッチンに取り付けると、ボディが大きかったり、取付ピッチが違ったり、開口径が違ったり、ネジ径が合わなかったりといった問題がありました。デザインを優先したユーザーは、機能面に目を瞑って当たり前という、いわば「諦め」に近い感覚を持って生活していたのです。この「シングルワンホールスプレー混合栓”SUTTO”(品番:K8731JV/K8731JK)」なら、デザインも機能も両方満足する性能とMADE IN JAPANのクオリティを同時に手に入れることができます。
シンプルだが満足度が高い機能性
吐水口が自在に取り回しできる
吐水口と一体になったシャワーホースにはスプリングが巻き付けられ、デザインアクセントとともに吐水口を自在に動かすことが可能です。よって食器類のすすぎがしやすいのはもちろんの事、シンクの中の洗剤や汚れを簡単に洗い流すことができます。さらに、吐水口が比較的小さいため、タンブラーやポットなど口が狭くて深さのあるものもしっかりすすぐことができるのもポイントです。
手元のボタンでシャワーと整流の切替が可能
一般的にはシャワーと整流の切替を吐水口に取付けられた”レバー”や”シーソー式のスイッチ”で行う事が多いのですが、この「シングルワンホールスプレー混合栓”SUTTO”(品番:K8731JV/K8731JK)」は、軽いタッチのボタンを指で軽く押すだけで簡単に切り替えることができます。シンクの中にある洗い物の種類に応じて吐水口を移動させながらフレキシブルに切り替えられるのもこのシリーズならではの特徴です。
吐水量を従来型よりも約17%削減
この「シングルワンホールスプレー混合栓”SUTTO”(品番:K8731JV/K8731JK)」は、(一社)日本バルブ工業会自主基準における【節湯B】に認定されています。基準となる従来型の吐水量6ℓ/minから約17%吐水量を削減(=5ℓ/min)し、環境性能にも配慮しながらユーザー様の財布にも優しい性能へと昇華させております。
シンク下の水受けがいらないからスペースを有効に使える
一般的なキッチン用シングルレバー混合栓であるノズル引出し式の場合、ホースをシンク下に収納する必要があるため、万が一ホースから漏水した場合でも大丈夫なようにシンク下に専用の「水受け容器」を取り付けることが一般的です。しかし、この「シングルワンホールスプレー混合栓”SUTTO”(品番:K8731JV/K8731JK)」をはじめとした上面ホース式のキッチン用混合栓は、シンク下にホースを収納する必要が無いため水受け容器も必要なく、さらにホースから漏水してシンク下でトラブルになる可能性も構造上考えられません。同時に施工の手間も幾分か省略できるので、施工業者様にもユーザー様にもメリットがある機能と言えます。
インテリアとしてうまく空間に馴染むデザイン性
水回り感がでないラグジュアリーな存在感
ビルトインコンロやレンジフードにもデザイン性が求められる昨今、それらに馴染む意匠性がこの「シングルワンホールスプレー混合栓”SUTTO”(品番:K8731JV/K8731JK)」にはあります。特に、リビングやダイニングからアイランドキッチンやカウンターキッチン越しに見える後ろ姿は圧巻。水回り感を出さずにインテリアとして、うまく空間に馴染む稀有なアイテムは魅力です。
機能美に対してお値打ちな価格設定
キッチン用ワンホール混合栓の価格ボリュームゾーンが¥22,000~¥30,000の間なのに対して、この「シングルワンホールスプレー混合栓”SUTTO”(品番:K8731JV/K8731JK)」は¥68,000~と2倍以上の値付けがされています。単純に比べてしまえば高いと感じますが、10年以上使用すると考えれば、ユーザー様がプラスアルファで支払うお金は納得のいく範囲に収まるのではないでしょうか。また、「GROHE(グローエ)」の同じカテゴリーの製品が14万円を超えるプライスが付けられていることを考えれば、かなりのお値打ち感があります。
提案しやすい理由
一見価格が高くてデザインも個性的で売りにくそうなこの水栓をどのようにPRすべきか、ポイントをまとめてみます。そこから本当は提案しやすい商品という理由を解き明かしていきます。
洗練された雰囲気を演出できる
給湯器を交換する際、またはビルトインコンロとレンジフードをセットで交換する際、一緒にご提案してみてください。洗練された雰囲気のキッチンダイニングを求めるユーザー様が待ち望んでいます。
他社と比較して手の届く価格
グースネック形状の水栓金具なら”GROHE”か”SANEI”
世界で最も知名度・人気ともに最も高い水栓金具メーカーであるドイツの「GROHE(グローエ)」は、非常に高価で手が届きにくい憧れのメーカー。そのグローエに負けず劣らず、毎回ミラノ・サローネでオブジェのような水栓金具を多数発表するのが「SANEI(サンエイ)」です。このグースネック形状のキッチン水栓は世界中のメーカーから発売されていますが、本命はGROHEかSANEIと言っても過言ではありません。
SANEI「シングルワンホールスプレー混合栓”SUTTO”(品番:K8731JV/K8731JK)」
品番 | 仕様 |
K8731JV | 一般地用 |
K8731JK | 寒冷地用 |
GROHE「シングルレバーキッチン混合栓(品番:K7 JP301101)は定価¥140,800(税別)の高級品
使いやすく汚れにくい”レバーハンドルの位置”
一見どれも似たようなデザインで、何が違うのかよくわからない方も多いと思いますが、実は使用しないとわからない隠れたポイントがあります。それは「”SUTTO”のレバーハンドルが正面に設置されている」こと。右利きの方であればハンドルが右サイドにあった方が使いやすいとお思いでしょうが、左利きの方にとっては非常に違和感のあるレイアウトです。それを解決するのが正面に配置されたレバーハンドルなのです。また、レバーがシンクの中に入るため、水に濡れた手で触った後でもシンクの外にレバーから水が垂れる事が無く、周りが水でベチャベチャになる事がありません。こんなところにもSANEIのこだわりが感じられます。
取付で注意が必要なのは「製品の背の高さ」
図面を見ていただくとわかる通り、この水栓の外観的な特徴は「背が高い」こと。そのため、シンクの上に収納や棚などがある場合は取付できない可能性もあります。製品単体の高さが614㎜ありますので、販売及び取付される際は必ず現調してください。
まとめ
キッチンとダイニングで過ごす時間が長い現代の住宅では、対面式やアイランド型キッチンが増える傾向にあるため、デザイン性や機能性の充実した水栓金具が多数発売されています。中でも、優れたデザイン性を持ちながら機能と価格のバランスに優れたキッチン用「シングルワンホールスプレー混合栓”SUTTO”(品番:K8731JV/K8731JK)」は、競合するGROHEと比較すればお値打ちです。高効率給湯器やビルトインコンロ、レンジフードなどと一緒にご提案いただければ、ユーザー様のキッチンが見違えるように変わり感謝されること請け合いです。
佐々木 克仁
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