カフス、カッター、接着剤を使わずに短時間で施工できるジョイント断熱ドレンホース

ルームエアコンのドレンホース周辺が結露する事象が増え、「断熱ドレンホース(品番:DSH-14)」を購入されるお客様が目立っています。ドレン水15℃、外気温30℃、相対湿度70%の環境下でも結露を防止する性能にご満足いただいていますが、一方で外径の太さや巻き癖によって勾配が取りにくいなどの施工性に課題を感じている施工業者様はいらっしゃいます。

※本稿は、2019年4月22日に公開しましたが、編集校正し、2022年3月3日に再公開しました。

定尺1mの断熱ドレンホースを継ぎ足す工法

これまでは20m巻きの「断熱ドレンホース(品番:DSH-14)」を現場に合わせた長さにカットしてから、「本体カフス(品番:DSH-14C)」「ホースジョイント(品番:DSH-14H)」をしっかりとはめ込んでテープ止めしたものをエアコン本体用ドレンホースに接続していました。しかし、エアコンの設置場所によっては、1mも足せば十分だという経験はございませんか?

本稿でご紹介するジョイント断熱ドレンホースは、定尺1mの断熱ドレンホースを継ぎ足すだけの施工方法です。しかも、製造元は多くのエアコンメーカーに本体用ドレンホースを供給している企業ですから、はめ合い公差に対する信頼感が違います。

カフス、カッター、接着剤を使わないジョイント断熱ドレンホース

「ジョイント断熱ドレンホース1m(品番:YDH-14-1)」は1本から当日出荷しております。

品番 内径 全長
YDH-14-1 φ14 1m

エアコン本体に付属されている断熱ドレンホースと屋外用ドレンホースを部品無しで接続できます。ただし、継ぎ足し部はテープ止め処理を行ってください。

エアコン本体用ドレンホースと「断熱ドレンホース(品番:DSH-14)」の接続には「本体カフス(品番:DSH-14C)」、断熱ドレンホースと屋外用ドレンホースを接続には「ドレンジョイント(品番:DSH-14H)」がそれぞれ必要ですが、ジョイント断熱ドレンホースなら部材は一切必要ありません。両端がアダプタ形状になっている為、直接継ぎ足してテープで仕上げるだけで接続完了。施工時間と漏水リスクをグッと低減できます。また、ジョイント断熱ドレンホースどうしを継ぎ足すことも可能です。その場合、2本接続時の全長は1975mm、3本接続時全長は2950mmになります。ただし、ホース両端がアダプタ形状になっているため途中でカットして使うことができない点には注意が必要です。

まとめ

「ジョイント断熱ドレンホース(品番:YDH-14-1)」は、1mの定尺なので従来のように20m巻きを購入して現場で切断する作業が必要ありません。また、両端がアダプタ形状になっているので、本体用ドレンホースや一般のドレンホースとの接続部にカフスを使わずはめ合わせるだけです。はめ合い公差についても、製造元は多くのエアコンメーカーに本体用ドレンホースを供給している企業ですから信頼感が違います。ただし、断熱性能は、「断熱ドレンホース(品番:DSH-14DSH-20NDSH-25N)」に及びません。よって、現場状況によって使い分けが必要です。

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室橋尚哉

1989年ベストパーツ株式会社(旧東北綜合器材株式会社)入社。分類は空調換気を担当。1963年生まれ。
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