CF式の排気トップはどう使い分けられる?
※現在、浴室内設置の新設は禁止されています。
多翼形トップとH形トップはどう使い分けられる?
CF式の排気トップとして市場に流通しているのは、多翼形、H形、T形、回転式、陣笠、通気筒などです。そのうち、ベストパーツオンラインでは、ドラフトの変動幅が抑えられる多翼形トップとH形トップのφ106とφ120をラインナップして受注当日に出荷しております。
排気トップに求められる性能
安定した燃焼を維持するために排気筒は重要で、特に排気トップの性能が大きく起因します。排気トップに求められる性能は以下の通りです。
- 排気ガスの大きな抵抗にならない
- あらゆる方向の風に対し排気筒内に逆風を生じさせない
- ドラフトに対し変動幅が少ない
- 雨、雪の吹込みが少ない
- 鳥類が排気筒内に侵入しない
- 外観を損なわない
構造が単純で排気性能に秀でた「H形トップ」
品番 | φD | 基準価格 |
SS-106-H | 108 | ¥2,000 |
SS-120-H | 122 | ¥2,500 |
H形トップはドラフトで上昇した排気を左右に分けます。単純な構造で抵抗を少なくし、芯をずらし、上下4方向に分けることで、逆風が起きにくく、ドラフトによる変動幅も少ない優れた排気トップです。ただし、通常の雨や雪は侵入しにくいものの、横殴りになると防ぐことができない構造ですので、特に雪が吹き付ける場所への設置はオススメできかねます。また、小型鳥類が侵入しやすいことも難点です。
CF式排気トップの最高峰「多翼形トップ」
品番 | φD | 基準価格 |
SS-106-T | 108 | ¥2,000 |
SS-120-T | 122 | ¥2,600 |
多翼形トップは、外側に4枚、内側に4枚の羽根と呼ばれる板を交互に溶接しています。あらゆる方向からの風に対しても逆風が起きにくく、ドラフトによる変動幅を極力抑えることができます。さらに、雨、雪、鳥類が侵入しにくい構造のため、設置場所を選びません。また、H形トップと比較してスッキリとしたデザインも特徴です。
必要な部材をセットにした「トップセット」
H形トップと多翼形トップは、それぞれ単品購入できますが、必要部材を一式揃えたセットでもお求めいただけます。
セット明細
- トップ(SS-106-H/SS-120-H/SS-106-T/SS-120-T)x1個
- 直管(SS-106-900L/SS-120-900L)x3本
- 半直管(SS-106-450L/SS-120-450L)x2本
- T字管(SS-106-90TL/SS-120-90TL)x1本
- 90°エルボ(SS-106-90E/SS-120-90E)x1個
- メガネリング(SS-106-HP/SS-120-HP)x2枚
- 取付金具(SS-106-K/SS-120-K)x1組
トップセット(H形トップ)
品番 | サイズ(φ) | 基準価格 |
SS-106-HSET | 106 | ¥9,300 |
SS-120-HSET | 120 | ¥11,000 |
トップセット(多翼形トップ)
品番 | サイズ(φ) | 基準価格 |
SS-106 | 106 | ¥9,300 |
SS-120 | 120 | ¥11,000 |
まとめ
安定した燃焼を維持するために排気筒は重要で、特に排気トップの性能が重要です。ベストパーツオンラインでは高性能のH形トップと多翼形トップを単品(SS-106-H/SS-120-H/SS-106-T/SS-120-T)でも、セット(SS-106-HSET/SS-120-HSET/SS-106/SS-120)でもご購入いただけます。
室橋尚哉
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