狭い空間には【D式ハンドル止水栓】を使いこなそう!
2022.10.04
止水栓には三角ハンドルが付いているタイプと付いていないタイプ(D式ハンドル)があります。一般的にはハンドル付を使われていることが多いですが、D式ハンドルを活用すれば、様々な問題を解決することができるかもしれません。本稿では、「D式ハンドル止水栓」を取り付けるメリットについてご紹介します。
目次
収納スペースを最大限有効活用できる
一般住宅のキッチンや洗面所に設置されている止水栓は、ユーザーが自ら開閉する場面はほとんどない為、収納スペースには食器や日用品をたくさん収納しておきたいものです。しかし、三角ハンドルのちょっとした出っ張りが邪魔になって思い通りの収納ができなかったり、設備業者様がメンテナンスを行う際に、ハンドルを回そうと思ったら物がぶつかってしまうなど、ハンドル1つで不便だと感じるケースが数々あります。「D式ハンドル止水栓」を取り付ければマイナスドライバーで開閉ができるので、スペースを最大限有効活用することができるようになります。
非住宅のいたずらや誤操作防止にも
止水栓を閉めるといういたずらや誤操作がないわけではありません。「D式ハンドル止水栓」は、スーパーや飲食店等のトイレなど、頻繁な開閉作業の必要がない箇所へ設置することで一度設定した流量をいたずらされたり、誤操作されにくいといったメリットがあります。
D式ハンドル商品のラインナップ
床配管の給水には「ストレート型止水栓(品番:V21AD-2-13)」
品番 | ねじ |
V21AD-2-13 | PJ1/2×Rc1/2 |
壁配管の給水には「アングル止水栓(品番:V22A-X3-13)」
品番 | ねじ |
V22AD-X2-13 | PJ1/2×R1/2 |
全方向同時の止水・吐水ができる「分岐バルブ(品番:B4110D-13)」
浄水器や食洗器など分岐を必要とする場合にも、D式ハンドル仕様をご用意しております。
品番 | ねじ |
B4110D-13 | G1/2×Rc1/2 |
まとめ
三角ハンドル1つにおいても不便を感じるケースがあります。キッチンや洗面所のキャビネット内に「D式ハンドル止水栓」を採用すれば、収納スペースとして有効に活用できます。また、D式ハンドル止水栓はマイナスドライバーなどの工具を使って開閉を行う為、スーパーや飲食店等のトイレに設置することでいたずらや誤操作防止としても活用することができます。
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永井達也
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