水廻りの微妙な段差を解消する。リフォームに使いたい配管モールのスペーサー

既存住宅、マンションの給水給湯配管に便利なRMモール。これまでお湯、水を使えなかった場所へ手軽に配管できる露出配管カバーの定番です。しかし在来工法の浴室や台所へ配管する際に、入ズミや出ズミを使うまでもない細かな段差があります。本稿では微妙な段差を調整する「配管モールスペーサー」を紹介します。

モルタル壁とタイルの微妙な段差を埋める

在来工法の浴室では全面タイル張りだけではなく、窓の位置まではタイル張りでその上はモルタル壁というデザインがあります。この壁の切替部分には微妙な段差がありRMモールをそのまま通すと隙間が出てしまい、見た目が悪くなります。「配管モールスペーサー」を使えば見た目も施工性もよくなります。

厚さ5mmの段差を埋める

RMモール用スペーサーも1本から当日出荷!

品番 適合 長さ 厚み
RMSPY-13M RM-13M 1000 30 5
RMSPY-20M RM-20M 40
RMSPY-25M RM-25M 48
RMPSPY-20M RMP-20M 83

RMモールで段差を躱すには入ズミ、出ズミを使いますが、最低でも130mm程度の段がつきます。フリージョイントを使う方法もありますが、できればデザインを変えずに仕上げたいところです。

「配管モールスペーサー」なら5mm程度の段差に有効で、重ねて使うことができるため10mm、15mmと5mm単位での調整ができます。

もちろん「配管モールペア(断熱材付)」用もラインナップがあり、給水給湯配管をまとめて躱すこともできます。

RMモールとしっかり嵌合

スペーサーとモールははめ込みだけで簡単に仮固定できる。

スペーサーを取り付ける際に、RMモール本体と一緒に壁面に固定しやすいように、RMモールと「配管モールスペーサー」の凹凸が嵌合し、テープなどで仮止めしなくても一体になります。ですが先にスペーサーを壁面に取付けその上からRMモールをはめ込むだけの施工では、強度が足りないので必ずRMモールとスペーサーを壁面にビス止めする必要があります。

まとめ

既存住宅、マンションの給水給湯配管に便利なRMモール。これまでお湯、水を使えなかった場所へ手軽に配管できる露出配管カバーの定番です。在来工法の、窓の位置まではタイルとモルタル壁の微妙な段差を埋めることができる「配管モールスペーサー」を使えば見た目も施工性もよくなります。

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大宮彰大

営業部所属:ベストパーツ株式会社 2008年入社(36歳) 温水暖房分野を担当し2013年4月完成のベストパーツ株式会社社屋の冷暖房部材選定を行う。 MAIL:omiya.shota@best-parts.jp
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