危険物を扱う暗所作業でも安心!『防爆ライト』の選び方とおすすめ3選
2025.01.29
『防爆ライト』は、危険物を取り扱う現場や爆発性ガスが存在するエリアで安全を確保するために欠かせないツールです。この記事では、『防爆ライト』の基本的な特徴や選び方のポイントを解説したうえで、信頼性の高いおすすめ商品を3つご紹介します。
目次
防爆ライトとは?なぜ必要なのか?
『防爆ライト』とは、爆発性ガスや可燃性粉塵が存在する環境で使用できるよう設計された安全性の高い照明器具のことです。これらの環境では、通常のライトが発する火花や高温によって爆発が引き起こされるリスクがあります。そのため、『防爆ライト』は特殊な設計が施され、火花や熱源を遮断する構造になっています。主に以下のような場所で使用されます。
- 石油精製工場や化学工場
- ガソリンスタンドやタンクローリー
- 粉塵が発生する製造現場
- ガス管工事や点検作業
防爆ライトの選び方
『防爆ライト』を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。ここではそれぞれのポイントを解説します。
防爆性能の確認
防爆性能は、主に国際規格や国内規格に基づいて評価されます。たとえば、防爆規格であるIEC規格や日本の防爆構造規格(Exマーク)が記載されている製品を選びましょう。これにより、どのような環境で使用可能かが明確になります。
使用環境に適した仕様
使用する現場の環境に応じて、以下の要素を考慮する必要があります。
- 防水性・防塵性:雨や粉塵が多い場所ではIP67以上の防水・防塵性能が望ましいです。
- 温度範囲:極端な高温や低温環境で使用する場合、対応温度範囲を確認してください。
照度と電池の持続時間
作業内容によって必要な明るさや点灯時間が異なります。照度(lx)とバッテリーの持続時間を確認しましょう。長時間の作業にはバッテリー寿命が長い製品が適しています。
携帯性と設置性
片手で持てる小型タイプや、スタンド型で設置可能なタイプなど、作業スタイルに合ったデザインを選ぶと効率的です。
おすすめの防爆ライト3選
ベストパーツオンラインでラインナップしているおすすめの『防爆ライト』をご紹介します。3つとも片手で持てて、直感的で簡単な操作が可能です。
商品コード | 防爆性能(規格) | 点灯時間 | 最大照度(1m先) |
DS-10 | Ex ia ⅡC T4 Ga (IEC) | 最大約100時間 | 6800lx |
DS-19 | Ex ia I Ma,Ex ia II C T5 Ga (IEC) | 約45時間 | 680lx |
SEP-005D | d2G5 (構造規格) | 約48時間 | 150lx |
まとめ
『防爆ライト』は、作業現場での安全性を確保するために欠かせないアイテムです。選ぶ際には、防爆性能や使用環境に適した仕様、携帯性などを考慮しましょう。今回ご紹介した3つの『防爆ライト』は、それぞれ異なる特徴を持つ信頼できる製品です。用途や環境に合わせて最適な製品を選び、安全で効率的な作業を実施してください。
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寺島 佳希
業務部所属。皆様の施工のお役に立てるような部材をご紹介します。
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