段差のある場所でも水平を保って作業ができる「伸縮脚立」は、高所作業には欠かせないツールです。ベストパーツでは主に長谷川工業の製品を取り扱っておりますが、お客様のご要望にお応えするかたちでアルインコの製品も順次ラインナップを追加しております。

持ち運ぶからこそ「軽さ」で選ぶ

脚立は、設備業者様のニーズに応え、安全性とデザイン性や便利な機能などを兼ね備えた製品が数多く発売されています。また、アルミ製の製品が主流となっていることからわかるように、運搬性のよさに直結する「軽さ」もまた重視すべき要素です。本稿では、業界最軽量を謳うアルインコの「軽量伸縮専用脚立 KARU」シリーズをご紹介します。

業界最軽量の伸縮脚立  KARUシリーズの特徴

無駄がないから伸縮脚立なのに「軽すぎる」！

「軽量伸縮専用脚立 KARU」シリーズの最大の特徴は、なんといってもその軽さです。脚部が伸縮する脚立はパーツが増える都合上、どうしても質量が増してしまいます。KARUシリーズは、ボディに軽くて丈夫なアルミを採用し、デザインと操作性を極力シンプルにまとめています。これにより297mmと大きめの段差にも対応できる伸縮幅を確保しながらも、業界トップレベルの軽量化に成功しています。この特徴は、長尺クラスになるほど顕著です。

以下は長谷川工業の軽量脚立「脚軽」シリーズの伸縮タイプ（品番：RZS-○a）との質量の比較表です。「脚軽」シリーズは軽さに加えて機能性の充実を強みとした製品のため、一概に優劣の付けられるものではありませんが、質量の面で言えばアルインコのKARUシリーズに軍配が上がります。

品番	KARU-120	KARU-150	KARU-180	KARU-210
質量（kg）	5.3	6.2	7.0	7.9
品番	RZS-12a	RZS-15a	RZS-18a	RZS-21a
質量（kg）	5.6	6.5	7.5	8.5
質量差（kg）	-0.3	-0.3	-0.5	-0.6

2サイズを兼ねる使い勝手のよさ

シンプルにというと、機能が少なくて使い勝手が悪いのでは？と思われるかもしれませんが、決してそうではありません。「軽量伸縮専用脚立 KARU」のもう一つの特徴は、同社のスタンダードなはしご兼用脚立と最小高さと最大高さ、および踏ざん（ステップ）の間隔が一致していること。つまり、2つのサイズを1台でカバーできるのです。

また、また、踏ざん幅は55mmの幅広設計となっているので昇降しやすく安定感があり、支柱の長さ調節はレバーを押しながら伸縮させるだけと操作感は非常にシンプルです。2重ロックを搭載しているので安全性が高く、ロックの状態は目視で確認できるので心理的な安心感もあります。

「KARU」シリーズのラインナップ

ベストパーツオンラインでは、使い勝手のいい120㎝タイプから長尺の360㎝タイプまで、現行のKARUシリーズをフルラインナップしています。使用シーンにあわせてお選び下さい。

品番	ステップ数（天板含む）	天板高さ（m）	質量（kg）
KARU-120	3	0.82～1.11	5.3
KARU-150	4	1.11～1.41	6.2
KARU-180	5	1.41～1.70	7.0
KARU-210	6	1.70～1.99	7.9
KARU-240	7	1.99～2.29	9.7
KARU-270	8	2.29～2.59	10.9
KARU-300	9	2.59～2.88	12.1
KARU-360	10	3.18～3.47	16.4

 

あわせておすすめしたいオプション部材

品番	商品名／品番	用途
	脚立用収納前掛け「前ちゃん」 （品番：NMB60BR）	脚立の天板に取付けて使用します。高所作業時の、一時的な工具置き場として便利です。着脱はマジックテープで簡単に行えます。
	脚立用脚カバー「THE・ガード」 （品番：KTS4B）	脚立を屋内で使用する際の床面保護に便利です。床との接触点にはすべり止めが付いています。脚立1台分をカバーできる４個入り。

まとめ

現場での運搬性のよさに直結する「軽さ」にフォーカスし、業界最軽量を謳うアルインコの「軽量伸縮専用脚立 KARU」シリーズをご紹介しました。軽さはもちろん、機能をシンプルにまとめながらも、安全性と使い勝手のよさにも配慮のされた製品です。使い勝手のいい120㎝タイプから長尺の360㎝タイプまで、サイズラインナップも豊富です。使用シーンにあわせてお選び下さい。