施工業者の新たな必携品!「ワニドラ」で効率アップを実現

屋外に設置されている給湯器の入替工事を行う際、施工業者の皆様が一度は直面する問題がサビたねじの取り外しです。特に給湯器が設置されてから年数が経過している場合や、雨風の当たる位置にあるものは、ねじがサビてしまい、通常のドライバーではすぐになめてしまいます。本稿でご紹介するアネックスの「ワニドラ(品番:NO3980シリーズ)」は、なめたねじを取り外すことを主目的として開発された特別なツールです。

なめたねじも取り外せる「ワニドラ」の斬新な解決策

サビたねじがなめてしまった。そんな困難な状況の救世主が「ワニドラ(品番:NO3980シリーズ)」です。このドライバーなら、後端をハンマーで叩くだけでなめたねじに新たな溝を作り、カンタンに取り外すことができます。

通常のドライバー以上の機能を持つ特別なツール

「ワニドラ(品番:NO3980シリーズ)」

なめたねじをカンタンに外すアネックス「ワニドラ(NO3980シリーズ)」は1本から当日出荷可能です。

品番 刃幅(mm) 軸長(mm) 全長(mm) 刃先
NO3980+1-75 5.0 75 183
NO3980+2-100 6.0 100 219

通常のドライバーとしての機能を持ちつつ、なめたねじの取り外しも可能にする「ワニドラ(品番:NO3980シリーズ)」。ハンドルの後端をハンマーで軽く叩くことで新たなねじ溝を形成し、なめてしまって取り外しが難しいねじも確実に外せます。先端のマグネットはねじの落下を防ぎます。楕円形状のクロコダイルハンドルは手にしっかりフィットし、すべり止めリブが施されたノンスリップハンドルで、ねじを安定して回すことができます。

進化した噛みつき形状

図1:ワニドラ使用時のねじ形状

図1に示す通り、なめたねじに「ワニドラ(品番:NO3980シリーズ)」を使用しハンマーで打ち込むことで新たなねじ溝を形成します。この新しい溝の形成が可能な理由は、ドライバーの先端部に採用されている特殊な刃先形状にあります。通常のドライバーとは異なり、ワニドラの先端は平らに設計されており、その特殊な形状の側面がねじに強く食いつき、新しい溝を作成します。この新たに作られた溝は、ねじを緩める方向に特に強く食いつく形状となっています。ただし、打撃を吸収するような個所で叩くと、ねじに溝ができない場合があるため注意が必要です。

使用できないねじ類と見分け方

図2:写真左が生ねじ、写真右が焼き入れねじ図2の左が生ねじ、右が焼き入れねじです。

「ワニドラ(品番:NO3980シリーズ)」は焼き入れねじ(HRC40以上)には適しておらず、先端が変形する恐れがあります。焼き入れねじか生ねじかの区別は、ねじ頭部分をやすりで軽く削ることで確認できます。生ねじは明瞭な傷がつくのに対し、焼き入れねじは傷がつきにくい特性を持っています。

使用できないねじの具体例

図3:使用不可のねじ例

図3に示されている3種類は焼き入れねじです。これらに「ワニドラ(品番:NO3980シリーズ)」を使用すると、その先端が変形する恐れがあります。使用前にねじの種類をしっかり確認してください。

滑りにくく力を伝えやすい:クロコダイルグリップの特徴

このグリップは楕円形に設計されており、置くと転がりにくい形状をしています。クロコダイルの名の通り、ワニの表皮を模したデザインで滑りにくくなっています。通常のグリップよりも柔らかい触感を持ち、その突起部分は回転方向に柔軟に倒れます。これにより接触面積が増し、力を効果的に伝えやすくなるソフトな形状となっています。

まとめ

「ワニドラ(品番:NO3980シリーズ)」は、伝統的な「ドライバー」よりも進化した機能を持ち、なめたねじやサビたねじの取り外しに特化しています。特殊な刃先形状で新しいねじ溝を作成することができ、さらに独特なクロコダイルグリップは滑りにくく、力をしっかりと伝えることができます。しかし、焼き入れねじには使用できませんので注意が必要です。このドライバーは施工業者の皆様の困難な状況を解決するための強力なツールとして位置づけられています。

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