センサー式の弱点を補う壁裏探知機【下地探しどこ太】

多様化する住宅用建材に加え、配管の樹脂化も進み、壁裏の下地探知を取り巻く商品は劇的に進化しています。現在では、針式からセンサー式、さらに電磁波レーダーを使用して壁裏の障害物の材質や位置を把握できるレーダー式まで、さまざまな商品が登場しています。本稿では、ベーシックながらも確実に下地を探すことができる「針式探知機『下地探しどこ太』」についてご紹介いたします。

センサー式は手頃で便利、でも併用が安心

壁裏の下地探しには、センサー式が主流となりつつあります。センサーを壁に向けると、壁裏の密度に反応してセンサーライトが点灯し、下地の位置をランプや音で知らせてくれるため、素早く測定できるのが特長です。手頃な価格で入手できることも普及の後押しとなりました。しかし、安価なセンサー式は誤検知してしまう場合もあり、より確実な検知のためには、アナログながらもピンを刺して確認する針式の併用が安心です。

シンプルに壁裏の下地を探知する

下地探しどこ太ラインナップ

「下地探しどこ太Basic」は1個から当日出荷いたします。対応壁厚により色が異なり、複数お持ちの場合も見分けやすくなっています。

「下地探しどこ太」は、石膏ボードの壁裏にある下地を探知するためのツールです。センサー式に比べて作業効率は劣るものの、針を刺し込むという直感的な操作で、正確に下地を見つけることができます。対応する壁厚は25mm、35mm、45mmの3種類で、簡単に片手でロックの切り替えができるため、使用していない時には針の飛び出しを防いで安全に保管ができます。本体内部には予備の替針が2本内蔵されていますが、最大で10本以上収納することも可能です。針はφ0.7と細いのでクロスを巻き込む心配がなく、差し込んだ穴も目立ちません。

商品コード 探知可能壁厚 全長 販売単位
79023 25mm 160mm 1個
79024 35mm 170mm
79026 45mm 180mm

マグネット付は木製+金属下地も探知

下地探しどこ太マグネット付

下地どこ太Basicマグネット付(商品コード:79025)は1個から当日出荷いたします。

「下地探しどこ太Basicマグネット付(商品コード:79025)」は、前述の「下地探しどこ太Basic」に金属探知機能を追加したモデルです。先端のマグネットが金属製の配管や下地に反応するため、金属製の間柱の位置も簡単に特定ができます。

商品コード
探知可能壁厚
全長
販売単位
壁(針) 壁(磁石) 天井(磁石)
79025 35mm 13mm 12mm 189mm 1個

ビス選びに役立つ先端目盛り

目盛りを使用しておおよその壁厚を測ることができます。

先端にはおおよその壁厚が測れるように目盛りが付いていますので、適正なビス選びに役立たせることができます。センサー式には壁厚を測定する機能がありませんので、針式ならではの特長といえます。

オプションの替針

79022-1

下地探しどこ太用の替針(商品コード:79022)は1パック10本入で当日出荷いたします。

商品コード 適合商品コード(探知可能壁厚 販売単位
79022 7902479025(35mm)、79026(45mm) 1パック(10本入)

予め本体内部には替針が2本内蔵されていますが、追加の替針もラインナップしています。針が折れたり曲がったりした場合にも安心で、長く使用できるため経済的です。

まとめ

「素早く探知できる」という特長と、コストメリットに優れたセンサー式の壁裏探知機が急速に普及しました。しかし、誤検知のリスクや壁厚も把握したいといった課題をクリアするためには、アナログながらも直接ピンを刺し込んで確認する針式の併用をおすすめいたします。「下地探しどこ太Basic」なら、正確な探知に加えて壁厚の測定も同時に行うことができるので、ビス選びにも有効です。ベストパーツオンラインでは全て当日出荷対応で販売しています。ぜひご検討ください!

※この記事は2023年4月に公開いたしましたが、ラインナップ追加と内容に加筆をして、2024年9月11日に再度公開いたしました。ベストパーツオンラインショップ

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佐藤 陽子

業務部所属。メルマガやECサイトから新商品の特徴や、新商品の情報をお届けしていきます!
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