住宅において必ず取付けられるスイッチ。毎日触れるものでありながら、ユーザーが自ら商品を指定して取付けることはあまり多くありません。しかし、スイッチ1つで室内の雰囲気は大きく変わります。設備のプロとしてユーザーの潜在的な欲求を満たすスイッチの提案をしてみてはいかがでしょうか。本稿では、最近需要が急増しているPanasonicの
「アドバンスシリーズ」をご紹介いたします。
これからの暮らしのスタンダード配線器具
Panasonicのスイッチは、フルカラーシリーズ、コスモシリーズ、アドバンスシリーズと進化を遂げています。昭和時代の建物では主にフルカラーシリーズが使用され、平成になりコスモシリーズが一般的となりました。そして、令和になり需要が急増しているのがアドバンスシリーズです。従来の2つのシリーズとは一線を画するシンプルデザインがユーザーの心を掴み、最近の住宅のスタンダードになりつつあります。
アドバンスシリーズ:洗練されたデザインと実用性の融合
アドバンスシリーズのプレート、ハンドルはマットなシボ加工で、光沢がなく指紋などの汚れがつきにくい構造です。また、スイッチOFF時に点灯する表示部のほたるランプの色がコスモシリーズが緑に対し、アドバンスシリーズでは白色に変更になりました。主張の少ない優しい光で夜間でもスイッチの位置が一目で分かります。
図1:光沢のないマット仕上げと白いランプが、空間に美しく溶け込みます。
コスモとアドバンス:デザインの進化と操作感の違い
コスモシリーズは操作性を重視し、ハンドル部分を大きくしています。一方、アドバンスシリーズでは操作部を縮小し、横線のデザインを取り除くことで、どんな空間にも馴染むスッキリとした外観を実現しました。感触においても、コスモシリーズはパチっとした柔らかな感触に対し、アドバンスシリーズはカチッとしたやや硬めの感触を提供します。この硬さが押しづらさを意味するわけではなく、逆に確実に操作している感触を提供し、多くのユーザーから好評を得ています。
図2:操作するスイッチ部が小さくなり、横線のデザインもなくすことでスッキリとした印象に。
他シリーズとの互換性はないので取付枠から交換する
コスモシリーズやフルカラーシリーズからアドバンスシリーズへ取替える場合は、取付枠から交換をしてください。厚みがシリーズにより異なりますので、他シリーズで組み合わせをしてしまうとハンドルがキレイにおさまらなかったり、プレートが壁面から浮いてしまう可能性がありますのでご注意ください。
コスモとアドバンス:価格を比較
表示部にほたるランプが付いたモデルのシングルハンドルとスイッチを取付けた場合の価格を比較してみます。
若干の価格差はありますが、この価格で日々の気持ちが向上すると考えればユーザーも納得いただける価格差ではないでしょうか。
ラインナップ
金属取付枠
「金属取付枠(品番:WTA3700K)」は1個から当日出荷です!
スイッチ
「スイッチ」は1個から当日出荷です!
※WT5001、WT5002は「コスモシリーズ」「アドバンスシリーズ」兼用になります。
ほたるスイッチ
消灯時に白色のランプが点灯する「ほたるスイッチ」は1個から当日出荷です!
パイロットスイッチ
点灯時に赤色のランプが点灯する「パイロットスイッチ」は1個から当日出荷です!
パイロットほたるスイッチ
消灯時に白色のランプ、点灯時には赤色のランプが点灯する「パイロットほたるスイッチ」は1個から当日出荷です!
スイッチプレート
「スイッチプレート」は1個から当日出荷です!
スイッチプレート(2連用)
「スイッチプレート(2連用)」は1個から当日出荷です!
シングル用ハンドル
表示付き(ランプ有)は便利ですが、アドバンスシリーズは表示なしがクール!「シングル用ハンドル」は1個から当日出荷です!
ダブル用ハンドル
「ダブル用ハンドル」は1個から当日出荷です!
トリプル用ハンドル
「トリプル用ハンドル」は1個から当日出荷です!
まとめ
住宅業界の配線器具のスタンダードは、フルカラーからコスモ、そしてアドバンスと変化を遂げつつあります。たかがスイッチですが、それ1つで室内の雰囲気は大きく変わります。設備のプロとして是非ユーザーの潜在的な欲求を満たすスイッチの提案をしてみてはいかがでしょうか。アドバンスシリーズは、光沢のないマットな質感で汚れがつきにくく、カチッとした感触で操作性も抜群です。ダーク系のモダンな雰囲気にも合うグレー色もラインナップしておりますので是非ご使用してみてください。