新発想でユーザーが欲しい洗濯機を設置する
洗濯機水栓の位置が問題ならできることがある
給水用の洗濯機水栓は、洗濯機より10cmほど上に設計されていることが一般的です。しかし、同じ洗濯容量のドラム式洗濯機に買い替えるような場面では、既設の洗濯機水栓が洗濯機にぶつかってしまう程大きなサイズになってしまいます。
配管が洗濯機よりも低くなっても大丈夫「洗濯機用水栓」
品番 | ねじ | 同梱品 |
PY1735TV | PJ1/2 | PCプラグ(緑)φ7.5×25mm |
洗濯機と洗濯機用水栓が設けられている壁との間に30cm以上の空間がある現場では、既設の洗濯機用水栓を「洗濯機用水栓(品番:PY1735TV)」に交換するだけで洗濯機の上へ給水ホース接続口を引き出してカンタンに解決することができます。
持ち家ユーザーであれば「洗濯機用コンセント」に取替
品番 | 仕様 | ねじ | 開口寸法 | 壁板厚 |
SP1100N | 屋内用 | R1/2 | W64×H115 | 9.5~15mm |
洗濯機や乾燥機の設置の邪魔にならずランドリールームを快適にする「洗濯機用コンセント(品番:SP1100N)」。でっぱりが少ないので住まいに馴染むデザインです。また、何らかの影響でホースが外れてしまっても自動で水が止まる緊急ストッパー機能付ですので、水栓の閉め忘れがあっても安心です。持ち家ユーザーの場合、「洗濯機用コンセント(品番:SP1100N)」を設置して移設することをオススメします。
洗濯機用水栓と洗濯機が近くても使えるL=800の「給水ホース」
品番 | 接続 |
PT1700-1-0.8 | 水栓側:L型 |
ドラム式洗濯機が縦型洗濯機と大きく違うのは、ドラムの回転で洗濯物を上から下へと落とす「たたき洗い」という洗浄方式。縦型洗濯機と比べて劣ると言われている洗浄力を補うために落差を確保しようとするほど、洗濯機と洗濯機用水栓の間が狭くなります。「洗濯機用給水ホース(品番:PT1700-1-0.8)」は、洗濯機と水栓の間隔が狭い場合に便利な長さ800mm。接続部がL型なのでねじれにくく折れにくい構造です。
洗濯機の振動を抑える「防振パッド」
「洗濯機用防振パッド(品番:PW75)」は、洗濯機の振動によるズレを抑えます。防音効果はないものの、ドラム内部で上から下へと落ちる洗濯物の「たたき洗い」の振動を抑えることで必然的に運転音も緩和することができます。また、徐々にズレていく洗濯機によって排水管が折れ曲がってしまうというような事態を防ぐにも効果的です。
品番 | サイズ |
PW75 | 90×90×14 |
まとめ
給水用の洗濯機用水栓は、洗濯機より10cmほど上に設計されていることが一般的ですが、同じ洗濯容量のドラム式洗濯機に買い替えるような場面では、既設の洗濯機水栓が洗濯機にぶつかってしまう程大きなサイズになってしまいます。その場合、賃貸ユーザーには「洗濯機用水栓(品番:PY1735TV)」に交換すれば洗濯機の上へ給水ホース接続口を引き出すことができます。持ち家ユーザーであれば、点検口を設け給水管を延長して「洗濯機用コンセント(品番:SP1100N)」を設置すればとってもきれいになります。いずれにしても、洗濯機と洗濯機用水栓の距離が近付くので、長さ800mmと短めの「洗濯機用給水ホース(品番:PT1700-1-0.8)」にお取替えください。
永井達也
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