寒波が到来すると凍結してしまう学校や幼児施設、そして公共トイレの手洗い場の単水栓。今では新設することは少なくなったものの、まだまだ使われている現場は少なくありません。本稿では、寒波が到来しても単水栓を凍結から守る
「コックヒーター」をご紹介いたします。
配管用の凍結防止ヒーターを単水栓だけに巻き付けるのは事故の元
パブリックスペースに取りついている単水栓は、一般的に冬期の利用頻度が低くなります。利用頻度が低いと凍結しやすくなるため、凍結防止ヒーターの設置が必要です。しかし、配管用のヒーターを単水栓だけに巻き付けようとすると、サーモスタットを水栓本体に密着させられずに外気温を検知して通電状態が続いたり、ヒーターが重ね巻きになり異常過熱や火災の原因になりかねません。
スタンダードな単水栓には「コックヒーター(品番:CH-1)」
「コックヒーター(品番:CH-1」は当日出荷です!
ヒーターは自己制御型なので、気温が上昇した際の異常加熱を防ぎます。単水栓にホルダーを被せるだけのカンタン施工です。上記の写真のようにストッパーでホルダーが閉じることも可能ですが、手でカンタンに外れますので、子どものいたずら防止の為にも、付属のねじとナットで固定することをオススメいたします。
品 番 |
定格 |
消費電力 |
電源コード |
CH-1 |
100V |
1.4W |
1.5m |
横型単水栓には「コックヒーター(品番:CH-2)」
「コックヒーター(品番:CH-2)」は当日出荷です!
ハンドルが横についている単水栓の場合は、「コックヒーター(品番:CH-2)」を選定して下さい。
品 番 |
定格 |
消費電力 |
電源コード |
CH-2 |
100V |
1.4W |
1.5m |
防水コンセントの差込口が足りない場合に便利な凍結防止ヒーター用の「分岐コネクタ」
「分岐コネクタ」は当日出荷です!
単水栓1個につき、「コックヒーター」1本使用しますので、学校や幼児施設などたくさんの単水栓がついているような現場では「防水コンセント」の数が足りなくなることがあります。そんなときは、「分岐コネクタ」を使用して、差込口を増やしてください。
コード長が足りない場合に使用する凍結防止ヒーター用の「延長コード」
「延長コード」は当日出荷です!
「コックヒーター」のコード長は1.5mですので、「防水コンセント」まで届かない場合にご使用ください。
凍結割れの場合は単水栓を交換
自在水栓
「自在水栓」は当日出荷です!
横型自在水栓
「横型自在水栓」は当日出荷です!
まとめ
配管用のヒーターを単水栓だけに巻き付けようとすると、サーモスタットを水栓本体に密着させられずに外気温を検知して通電状態が続いたり、ヒーターが重ね巻きになり異常過熱や火災の原因になりかねません。よって、単水栓の凍結対策は専用の「コックヒーター」をご利用願います。スタンダードな単水栓には「コックヒーター(品番:CH-1)」、ハンドルが横についている単水栓の場合は、「コックヒーター(品番:CH-2)」が適合します。