
バランスふろ釜交換時に「外壁化粧枠」で仕上がりアップ!
公営住宅やUR賃貸住宅、古い賃貸住宅など、昭和から平成初期に建てられた物件では、まだまだバランス型(BF式)ふろ釜が活躍している現場が多くあります。近年ではリフォームやリノベーション時に最新の給湯設備に交換されるケースが増えています。しかし、急な故障対応やコストを抑えた設備更新のために、バランス釜をそのまま交換される現場も少なくありません。
外壁の貫通部枠もご一緒に
最近では壁貫通型給湯器(ホールインワン、カベピタなど)に交換されるケースも増えているようです。バランス釜を壁貫通型給湯器に交換する際、バランス釜の給排気トップが通っていた開口部はそのまま流用するケースが一般的です。しかし、せっかく設備を新しくしても、外壁まわりの仕上げが雑だと、見た目や防水性に影響してしまいます。
そんなときに役立つのが、バランス釜用の外壁化粧枠です。
バランス釜用化粧枠
バランス釜の開口部にぴったり収まる、専用サイズの化粧枠を2種類ご用意しています。
商品コード | 開口部寸法 | 外枠寸法 | 販売単位 |
BF-WK-A | 230×340mm | 340×455mm | 1枚 |
BF-WK-B | 224×300mm | 345×455mm | 1枚 |
BF-WK-Aはノーリツ社、リンナイ社製のバランス釜給排気トップの開口サイズに、BF-WK-Bはガスター社製に適合します(一部適合しない場合もございますので、サイズをご確認ください。)内側は高さ45mmの折返しになっており、開口部にはめ込みます。6か所のビス穴で壁面にしっかり固定し、周囲をコーキング処理して仕上げます。
バランス釜用スライド化粧枠
現場によっては開口部のサイズが事前に分からないケースもあります。そんなときに活躍するのが、スライド式の化粧枠です。縦、横ともにスライドできるので、さまざまな開口部のサイズにフィットします。この1枚があればあらゆる現場に対応可能です。
商品コード | 開口部寸法(横) | 開口部寸法(縦) | 販売単位 |
SK-BFW | 150~280mm | 190~360mm | 1枚 |
厚みは板厚相当の0.3mmです。端部には折り曲げ加工が施されており、ビス穴は開いておりません。開口部の寸法に合わせてスライド調節し、壁面にビス固定した後、周囲をコーキングで処理してください。
まとめ
バランス釜の交換や壁貫通型給湯器へのリフォーム時には、外壁の開口部仕上げに専用化粧枠を使うことで、見た目が美しく仕上がるだけでなく、防水性も向上します。
現場状況に合わせて固定タイプの化粧枠と、スライドタイプの化粧枠を使い分けることで、より効率よく施工が進めることができます。交換時の内装リフォームの重要性はもちろんですが、外壁の化粧枠も一緒に交換してみてはいかがでしょうか?
ぜひこの機会にベストパーツオンラインをご活用ください!

佐藤 陽子

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