防火衣にも使われる強力な耐熱性。アラミド繊維を採用した断熱材カバー

FFストーブや石油ボイラーを設置施工する場合、設置場所によっては排気延長が必須です。排気延長する場合には排気トップまでの延長する排気筒が必要になり、断熱及びやけど防止には何が必要と考えた事はありませんか?その際に、最適なのが「断熱カバー」です。

※この記事は2018年12月26日に投稿しましたが、石油ボイラー排気筒用の断熱カバーを追記し再編集して2020年9月13日に公開しました。

断熱カバーは断熱性向上とやけど防止に効果的

「断熱カバー」は耐熱温度260℃です。FFストーブや石油ボイラーの排気温度以上の断熱効果がある為、排気筒温度の断熱と間違って触った場合のやけど防止に効果的です。

断熱性とやけど防止に効果的FFストーブ排気筒用「断熱カバー」

必要な長さでカットできる「断熱カバー(品番:C100N)」定尺の「断熱カバー(品番:C10N・C20N)」1巻から当日出荷可能です。

排気筒取付時にかぶせるだけで簡単に断熱ができ、大事なお子様やお年寄り、ペット等へのヤケドを防止します。原糸にはアラミド繊維を使用し、耐熱、難燃性、高強度、高弾性に優れ、米軍の軍事用にも使用されております。FFストーブの排気延長は4m3曲りまでと決まっていますので、最大でも5m弱です。「断熱カバー(品番:C100N)」は、現場ごとの配管長に合わせ裁断でき無駄なく使い切ることができます。「断熱カバー(品番:C10N・C20N)」は取付が少ない方が価格も抑えられ、両端のほつれも無いため最適です。

FFストーブ給排気筒「φ35伸縮パイプ(品番:SC100)」に「断熱カバー(品番:C10N)」をかぶせた画像です。長さも余裕があり管外径に対しての伸びが少ない為しっかりと断熱ができます。

FFストーブ給排気筒「φ50伸縮パイプ(品番:SB100)」に「断熱カバー(品番:C10N)」をかぶせた画像です。外径に対しても大きく伸びが無く断熱性には十分です。

「断熱カバー」を引っ張り伸ばさなくても商品の全長と同じ長さとなります。φ50の排気筒にかぶせた場合、少し生地が薄くなるように見えますが、原糸にはアラミド繊維を使用しておりますので十分な断熱性が保たれます。

品番 全長 耐熱温度
C10N 48mm+3mm 1000mm+30mm 260℃
C20N 2000mm+30mm
C100N 10m+30mm
メーカー別FFストーブ排気筒サイズ
呼び径(メス側) メーカー名(2020年4月調べ)
φ35 サンポット・リンナイ
φ40 トヨトミ
φ41 コロナ・サンポット・長府製作所・トヨトミ
φ50 コロナ・サンポット・リンナイ・長府製作所

「断熱カバー」は収縮性に優れており排気筒径Φ35~Φ50まで共通で使用できます。

石油ボイラー用排気筒「断熱カバー」

φ60~φ100兼用の「断熱カバー(品番:DC10)」1個から当日出荷可能です。

石油ボイラーの排気温度は260℃以下と決められています。「断熱カバー(DCシリーズ)」は耐熱温度が260℃で作られているので安心して使用する事が可能です。屋内石油ボイラー設置の場合、空間部での排気筒に断熱施工無しの場合は【可燃物との距離を排気筒の1/2以上の空間を開ける】決まりがあります。断熱カバーを使用した場合は、可燃物と接しない事とありますので省スペースでの取付が可能になります。しかし石油ボイラーの排気温度は約200℃ありましたが、徐々にエコフィールに変わり排気温度が約60℃に下がっているので、活躍の場は少なくなっている現状もあります。

両端がほつれない様に加工してある「断熱カバー(品番:DC1・DC3)」1個から当日出荷可能です。

品番 全長 有効寸法 耐熱温度
φ60 φ70 φ80 φ100
DC1 1.0m 1.0m 1.0m 0.9m 0.8m 260℃
DC3 3.0m 3.0m 3.0m 2.7m 2.4m
DC10 10.0m 10.0m 10.0m 9.0m 8.0m

まとめ

FFストーブや屋内設置型の石油ボイラーを施工する場合は排気延長が必要となる事があります。積雪量が多い地域は特に排気延長し、高い場所に排気トップを設置することになります。排気筒が露出していると、断熱性が保たれず、やけどなどが心配になるでしょう。「断熱カバー」を取り付ける事により断熱性能が高まり省スペースでも器具設置が可能となります。

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