冬でも安心!給湯器を守るための防雪アイテム
給湯器は多くの場合、住宅の裏手に設置されます。その設置環境は風雨や直射日光にさらされることが多く、特に積雪エリアにおいては積雪や落雪によるリスクが高まります。最近の住宅では建築面積の関係で住宅では「軒(のき)」が短く設計されることが増え、給湯器の設置場所は軒との関係性も考慮しなければなりません。
落雪や積雪がもたらすリスク
積雪エリアでは日中に気温が上昇すると屋根から雪が滑り落ち、給湯器の吹き出し口を覆って塞いでしまうことがあります。その場合、不完全燃焼や異常着火が発生し、重大な事故につながる危険性があります。さらに、滑り落ちる雪とともにつららが落下し、機器が破損する可能性も考えられます。また、加入している保険の補償内容によっては、落雪による破損が機器の保証期間内でも有償修理となるケースもあるため、注意が必要です。
給湯器を落雪や積雪から守る【給湯器用防雪屋根】
積雪エリアでは給湯機器の屋内設置も選択肢のひとつですが、建坪が広く取れずスペースの制約がある住宅では、屋外設置用の防雪対策が現実的です。そこで役立つのが、屋外の給湯器を雪から守る「給湯器用防雪屋根」です。ベストパーツオンラインではサイズの異なる2種類をラインナップしております。
商品コード | 幅 | 奥行 | 高さ | 材質 |
K-BYN1 | 500mm | 325mm | 110mm | SUS304 |
K-BYN2 | 600mm | 375mm | 110mm |
材質は耐久性に優れたステンレス製です。塩害地域に設置する場合は、環境によって錆が発生する可能性がありますのでご注意ください。
取付けは壁面にビス止め固定するタイプです。木ビス(首下35mm)とプラグ用アンカーがそれぞれ7本付属していますが、外壁や取付け材に応じて、適したビスを選択してください。積雪荷重は約300kg/㎥で、耐雪対策は十分と言えます。屋根上部にはゴムパッキンが装着されており、雨だれなど上からの水が屋根内側に侵入しにくい仕様となっています。
なお、防雪屋根は横から吹き付ける吹雪対策のカバーではありませんので、給湯器の吹き出し口が雪で塞がらないよう、設置場所や状況に応じた注意が必要です。
まとめ
給湯器用防雪屋根は、冬場の給湯器を雪や落雪から守るための必須アイテムです。設置することで、不完全燃焼や機器破損のリスクを軽減し、安心して冬を乗り切ることができます。また、このほかにもベストパーツオンラインでは、ヒートポンプ用架台の防雪屋根、ドレンを集めて排水するドレンパンなど、品質と耐久性に優れた積雪エリア向けの製品を取り揃えております。ぜひご検討ください!
佐藤 陽子
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