カンタン便利!床下の配管貫通部を断熱補修する最新アイテム『断熱補修パット』
床下からの冷気・暖気流入を抑え快適な室内環境を守る方法
高気密高断熱住宅の施工では床下部分に配管を通すことが増え、そこでは貫通部からの冷気や暖気の流入といった問題が発生します。この問題を放置すると、住宅内の快適な温度が維持できず、エネルギー効率が低下します。
床下の配管貫通部の断熱処理が悩みの種
多くの戸建住宅の床下部分は基礎断熱を施していないため、屋外とほぼ同じ温度になっています。この熱を遮断するために床下断熱材が使用されますが、配管を通すなどして開口部ができると、室内に床下の空気や熱が伝わりエネルギー効率が低下します。こうした問題を解決するために、開口部の断熱補修が必要になります。
『断熱補修パット』を使って簡単で確実に解決
床下の貫通部の処理には一般的に発泡ウレタンが使用されることが多いですが、「使いきれない」「施工品質にばらつきがある」という声もよく耳にします。そこで「断熱補修パット(商品コード:PFT101010-25)」を用いれば、片面にノリが付いているため、断熱材を開口した部分に簡単に貼り付けることができます。
片面ノリ付きで開口部に貼るだけの便利アイテム
『断熱補修パット』は、配管用保温材などに広く使われる30倍の発泡ポリエチレンフォームで作られており、吸湿性が低く床下など温度変化の激しい環境でも安定した品質を持続します。
商品コード | 縦×横×厚み(mm) | 熱伝導率 | 穴径 | 販売単位 |
PFT101010-25 | 100×100×10 | 0.031W/(m・K) | φ25 | 1袋(10枚入) |
温水配管やガスフレキの配管のみ通すφ25の穴あけ済み
中心部には配管を通すための穴があらかじめ開いているため、現場での加工は不要です。配管と『断熱補修パット』の間は、配管側についている断熱材やさや管で覆うことでさらなる断熱効果が期待できます。
柔らかくて現場加工もできる
『断熱補修パット』は現場での加工も容易に行えます。前述の通り、発泡ポリエチレンフォームでできているため、カッターナイフなどで簡単に加工が可能です。例えば、穴の位置を微調整したい場合や穴の径を大きくしたいときなどにも柔軟に対応できます。
まとめ
新築、既築問わず多くの住宅が高気密高断熱化に進んでおり、配管貫通部の断熱処理が重要視されるケースが増えています。『断熱補修パット(商品コード:PFT101010-25)』は大手ハウスメーカーの工事でも採用され、確かな実績があります。簡単に貼り付けることができ、しかも柔軟に現場で調整が可能なため、施工業者様にとって非常に便利なアイテムです。新築や改修工事で貫通部の断熱補修にお悩みの際にはぜひお試しください。
※この記事は2023年7月26日に公開しましたが、内容を修正して2024年12月18日に再度公開しました。
寺島 佳希
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