寒い冬の給油がぐっと楽になる!自動停止機能付のホームタンク用灯油ポンプ『Hi-SAV』
家庭からの灯油流出事故リスクを低減
ポリタンクなどへの給油作業は通常、オイルタンクに取付けた小出しバルブなどから手で給油しますが、少し目を離したすきに溢れてしまった、ポリタンクを転倒させてしまったなどのトラブルもつきものです。流出量が多い場合には環境汚染として、事故対策費用は原因者負担となることもあります。簡単な操作で安全に使える灯油ポンプがあれば、ユーザーにかかるこうしたリスクを低減でき、作業自体の負担軽減にもつながります。
スイッチひとつで安全&確実に給油できる「Hi-SAV」
「Hi-SAV」(商品コード:HI-SAV)は、山形精機が提供する自動停止機能付きの灯油ポンプです。ホース先端に搭載した液面センサーにより、ポリタンクが満タンになると自動的に給油を停止し、ブザーで知らせる機能を備えています。また、万一ポリタンクが転倒した際にも赤色のストップボタンで中断ができるほか、給油開始から5分経過で緊急停止する仕様のため、給油作業中の灯油の入れすぎや不注意による灯油の溢れを防止します。単三形アルカリ乾電池4本で動作する電池式ですので、電源を用意したり配線のことを考慮する必要がなく、設置の自由度が高いことも魅力です。
商品コード | 電源 | 接続ねじ | ホース長 |
HI-SAV | 単三アルカリ乾電池×4 | G1/2 | 25cm |
「Hi-SAV」の使用手順
- 「HI-SAV」のホースおよび先端ノズルをタンクの中に差し込みます。
- オイルタンク側の元栓(バルブ)を開きます。
- 「HI-SAV」のボタンのうち、上の給油ボタン を計2回押します。1回目で橙ランプが点灯(運転開始)、2回目で緑ランプが点灯し給油を開始します。 1回目と2回目のボタンは10秒以内に押してください。
- タンクが満杯になるとセンサーが働き、ブザー音とともに自動的に止まります。
- 途中で止めたい場合は、下部の赤いストップボタンを押下します。
- 給油終了後は必ずオイルタンク側の元栓(バルブ)を閉めてください。
施工時に気を付けたいポイント
オイルタンク接続部のねじはナット部が回せるようになっており、本体取付後の水平調整が可能です。ねじ規格は平行ねじ(G1/2)ですが、万一の油漏れ防止のため必ずシールテープ(メーカー取扱説明書では防水テープとなっています)を巻き付けてから取付けてください。また、付属のホース内にセンサー用の信号線が通っているため、ホースの延長はできないことにもご注意ください。
まとめ
より安全かつ効率的に給油作業を行える自動停止機能付きの灯油ポンプ「Hi-SAV」は、電池式で配線不要なため、設置の自由度が高く、施工も容易です。とくに灯油の消費が多い積雪寒冷地で、自宅に設置したオイルタンクからポリタンクなどへの給油を行っているユーザーにぜひご提案いただきたい製品です。
鈴木 彩香
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