冬の積雪や台風シーズンの強風で、プロパンガスボンベを安全に保管する方法にお悩みではありませんか？特に一般地でも、適切なボンベ庫を設置していないと、強風や積雪による倒壊や損傷しガス漏れにつながるリスクがあります。安全で効率的にガスボンベを守るためには、気候条件に適した製品を選ぶことが大切です。

ボンベックBNシリーズがおすすめの理由

そんな心配を解消するためにおすすめなのが、「ボンベックBNシリーズ」 です。特に一般地（積雪や風速が極端に厳しくない地域）向けに設計されたこのボンベ庫は、多くの地域で安心して使用できる性能を備えています。

ボンベックBNシリーズの特徴

1. 耐風性能：最大40m/sec

ボンベックBNシリーズは、最大 40m/sec の風速に耐える設計が施されています。地域ごとの基準風速（一般地の多くでは基準風速30～38m/sec）を上回る性能を持ち、台風や強風が発生してもボンベをしっかり守ります。基準風速は50年に一度発生する可能性がある最大風速として定められる値で、この基準を超える性能は多くの一般地での使用でご使用いただけます。

※最大40m/secは地表面粗度区分Ⅲ（建物が多い市街地など）のケースで計算された耐風圧荷重値です。海岸線の近くや設置場所が高所の場合、風圧荷重が増加するケースがあるため、設置環境に合わせた選定と設置が必要です。地表面粗粒度区分に関しての資料は国土交通省が公表しているこちらの資料が参考になります。

※各自治体の基準風速や地表面粗粒度区分に関しては各自治体のHPなどで公表されております。

2. 積雪対応：耐積雪荷重300kg/m²

ボンベックBNシリーズは、耐積雪荷重 300kg/m² に対応しており、雪の比重 0.3g/cm³ を基準とすると 約100cmの積雪 に耐える設計です。

積雪の種類と注意点

• 新雪（比重0.1～0.3g/cm³）
  軽く、ボンベックBNシリーズの耐積雪荷重に収まる範囲で安心して使用可能です。
• 締雪（比重0.3～0.5g/cm³）
  長期間積もった雪が圧縮され、荷重が増えるため、注意が必要です。
• 粗目雪（比重0.5g/cm³以上）
  溶けかけた水分を含む雪で、さらに重くなります。この場合、早めの雪下ろしが推奨されます。

100cm以上の積雪が見込まれる場合や、締雪・粗目雪への移行が予想される場合は、適宜雪下ろしを行うことで製品の安全性を保つことができます。

3. 設置しやすい効率的なデザインとサイズバリエーション

ボンベックBNシリーズは、省スペース設計ながら、プロパンガスボンベをしっかり保護する効率的なデザインを採用しています。家庭用から業務用まで、幅広い用途に対応できる柔軟性を持ち、設置の自由度も高いのが特長です。また、サイズバリエーションも多く現場に応じたサイズをご選択できる点に優れます。ベストパーツオンラインでは20サイズのバリエーション展開があり、多くの現場へ対応が可能です。

ボンベックBNシリーズの一例を紹介

50kg容器×2本用　　ボンベ庫

商品コード	材質	適用
BN-100	高耐食溶融亜鉛めっき鋼板+粉体塗装	50kg容器×2本用
BN-100ST

まとめ

ボンベックBNシリーズは、一般地に最適なプロパンガスボンベ庫です。最大 40m/sec の耐風性能と 300kg/m² の耐積雪荷重を備え、多くの一般地で安心して使用できる製品です。ただし、設置場所の環境により風圧や積雪荷重が異なるため、設置環境を考慮した使用が重要です。プロパンガスボンベの安全な運用を支えるボンベックBNシリーズで安心してユーザーが継続的に使える環境を提案しましょう。