プッシュインパクト式ガスコンセントで施工を効率化
施工効率を変える、今こそ選びたい新しいガスコンセント
現場での人手不足が叫ばれる中、効率的な施工がますます求められる時代になっています。ユーザーの命にもかかわる部分の施工を担う皆さまにとって、工事の「時短」と「確実性」を両立することは大きな課題です。そんな中、プッシュインパクトを備えたワンタッチ継手式のガスコンセント(商品コード:SG556BQ7E70)に注目してみてはいかがでしょうか。
簡単かつ確実に接続できるプッシュインパクト
今更説明も不要かもしれませんが、プッシュインパクトについて簡単におさらいしておきましょう。桑名金属工業(旧日立金属)が展開するプッシュインパクトはマーキングツールが不要で、挿入時には「コツン」という感触が得られるまで、管をまっすぐに押し込む必要があります。最終的に、ガスフレキ管を引っ張ると「カチッ」という感触が得られ、インジケーターが現れて施工完了が確認できるため、簡単かつ確実に施工できます。詳しくはプッシュインパクトとネオジョイントの比較ブログでもご紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。
プッシュインパクト内蔵の都市ガス用ガスコンセント
藤井合金製作所社のプッシュインパクト付きガスコンセントは、通常Rc1/2になっていることが多いガスの入口側をプッシュインパクトにすることで、ガスフレキで配管してきてそのまま接続することが可能です。表面のプレートはPanasonic社のコスモシリーズのプレートと同色、同サイズになっているため、部屋の雰囲気を崩すことなく設置が可能です。
商品コード | 流体 | 入口 | 出口 |
SG556BQ7E70 | 都市ガス | プッシュインパクト10A | コンセント |
設置は先付工法のみ
1点残念な点を述べるとすれば、施工が先付工法に限定される点です。同社の類似ガスコンセントの場合、先付工法だけでなく、壁を貼った後に設置する後付け工法にも対応していますが、こちらははさみ込みでの固定ができないため壁を貼る前に固定する必要があります。また、プッシュインパクト部分が壁に当たる仕様のため、やすりなどで若干削る必要がある点にも注意が必要です。
まとめ
プッシュインパクト付きガスコンセント(商品コード:SG556BQ7E70)は、施工の効率化と確実性を追求する現場において、非常に有用な選択肢となります。一方で、施工方法が先付工法に限定される点には注意が必要ですが、それでも施工現場の課題を大きく軽減する製品であることは間違いありません。職人不足が深刻化する今だからこそ、こうした先進的な製品を積極的に導入し、工事効率を高めてみてはいかがでしょうか?
寺島 佳希
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