【配送業務の安全性と効率を最大化】ラチェット式ベルト荷締機で業務改善をサポート
物流・配達業務現場で発生しがちな3つの課題
物流や配送業務では、日々多くの課題に直面することが少なくありません。中でも、「荷崩れによる荷物の損傷」「作業負担の増加」「安全性の確保が難しい」といった問題は、多くの事業者様が抱える共通の悩みです。
- 荷崩れによる荷物の損傷や安全性の低下
配送中に荷物が転倒したり、損傷してしまった経験はありませんか?特に重量物や長尺物などは、不安定になりやすく、しっかりと固定されていないと、配送中のカーブや急ブレーキなどで簡単に荷崩れを起こしてしまいます。 - 荷物の固定や取り外しにかかる作業負担の増加
荷物を固定する際に大きな力が必要だったり、取り外しが難しいと、作業者の疲労やケガのリスクが高まります。その結果、作業効率が低下し、作業時間が増えることで、コストの増加にもつながります。 - 安全性の確保が難しい現場作業
固定が不十分だと荷崩れや転倒のリスクが高まり、逆に締めすぎると荷物やベルト自体が損傷することもあります。適切な力加減でしっかりと固定することは簡単ではなく、安全性を確保するには手間がかかるものです。
こうした課題を解決するためには、少ない力で確実に荷物を固定でき、作業効率と安全性を両立できるツールが必要です。そこで今回ご紹介するのが『ラチェット式ベルト荷締機』です。
ラチェット式ベルト荷締機のバックルの仕組み
ラチェット式バックルは、歯車と歯止めのラチェット機構を備えたバックルです。ハンドルを往復させることで、ベルトを巻き取る軸が回転し、ベルトを確実に締め付けます。同時に、回転軸に付いた歯車が歯止めに引っかかり、巻き取ったベルトが戻らない構造になっています。この仕組みにより、少ない力で強力な荷締めが可能になり、荷物を安定して固定することができます。物流現場や配送業務で多く採用されているのは、こうしたメリットがあるためです。
スリーエッチのPBシリーズベルト荷締機を選ぶメリット
スリーエッチのPBシリーズベルト荷締機は、ラチェット式バックルを採用し、軽い力で確実に荷物を固定できるため、作業効率を向上させ、作業者の負担を軽減します。用途に応じて選べるラインナップも豊富で、38mm幅の中荷重対応ベルト(耐荷重250kg)と、50mm幅の重荷重対応ベルト(耐荷重500kg)の2種類の耐荷重を取り揃え、さまざまな現場のニーズに対応可能です。
さらに、バックルシートとスリーブが装備されており、バックル底部で荷物を傷つけたり、角の尖った荷物によるベルトの破断を防ぐため、長期間使用できる高い耐久性を実現しています。これにより、メンテナンスの頻度が減り、コスト削減にも貢献します。また、先端はトラック側のリングなどに引掛けられるJ型フックとロープフックに引掛けられるPループ(アイタイプ)の2種類があり、それぞれの使用状況に応じて選択することが可能です。
スリーエッチのPBシリーズベルト荷締機の紹介
商品コード | 先端形状 | ベルト巾 | 耐荷重 | 長さ |
PB38J | J金具(Jフック) | 38mm | 250kg |
・固定側ベルト:0.5m ・調整側ベルト:4m |
PB38P | Pループ(アイタイプ) | |||
PB50J | J金具(Jフック) | 50mm | 500kg |
・固定側ベルト:1m ・調整側ベルト:5m |
PB50P | Pループ(アイタイプ) |
まとめ
楠功央
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