オイルタンクの結露水除去には専用水抜剤を!
そのようなトラブルを防ぐために役立つのが「灯油ホームタンク専用水抜剤(品番:SK-WX500)」です。この水抜剤を使うことで、オイルタンクに溜まった結露水を効果的に除去し、石油給湯器やボイラーの正常な動作を保つことができます。
オイルタンクは結露している
シーズンオフにオイルタンクが満タンになっていないと、外気との温度差でタンク内部に結露水が発生することがあります。この結露水の量は、地域の気候やタンクの設置場所によって異なります。特に、寒暖差が大きく、直射日光が当たる時間帯がある場所に設置されたオイルタンクでは、結露水が多く溜まる傾向にあります。
こうした結露水の問題を解決するために、「灯油ホームタンク専用水抜剤(品番:SK-WX500)」の使用をおすすめします。この水抜剤は、タンクに溜まった結露水を灯油に吸収・分解し、そのまま燃焼して排出できるようにします。これにより、結露水によるトラブルを未然に防ぎ、石油機器の安全で効率的な運転をサポートします。
結露水だけを除去する「灯油ホームタンク専用水抜剤」
「灯油ホームタンク専用水抜剤(品番:SK-WX500)」は、既にタンクの底に溜まってしまっている水分を吸収分解します。もちろん、オイルストレーナーの水抜き用バルブから結露水を抜き取る方法が、最も費用を抑えられます。しかし、オイルタンクの内部を目視しても水と油を識別できませんので、灯油まで抜いてしまう恐れがあります。その点、本品をお使いいただければ結露水だけを抜くことが可能です。
品 番 | 成分 | 容 量 |
SK-WX500 | イソプロピルアルコール100% | 1,000㎖ |
「灯油ホームタンク専用水抜剤」の効果的な使用方法
最も効果的なのは、灯油の残量が少ない状態のオイルタンクに、「灯油ホームタンク専用水抜剤(品番:SK-WX500)」を投入してからローリーの手動ノズルで満タンに給油する方法です。撹拌するのがポイントですから、給油後に入れてしまっては効果を発揮できませんのでご注意ください。本品の投入量の目安は、容器の表面にラインで示しています。
- 490Lタンクへの使用量・・・1,000mℓ(本品全部)
- 200Lタンクへの使用量・・・約500mℓ(本品約1/2)
- 90Lタンクへの使用量・・・約250mℓ(本品1/4)
この使用方法で機器のトラブルを事前に防ぎましょう。
まとめ
地域や設置位置によって違いはありますが、オイルタンクには結露水が溜まります。オイルタンクの底部に一定量以上の結露水がたまると、送油管を経由して燃焼機器に流れ込み不完全燃焼を引き起こします。シーズン最初の給油時に、「灯油ホームタンク専用水抜剤(品番:SK-WX500)」を入れてから満タンにすれば不完全燃焼を回避できます。ぜひユーザーにご提案してみてください。なお、サビなどの沈殿物が見られる場合には「ホームタンククリーナー(品番:CSA-102K)」によるオイルタンクの洗浄をおすすめいたします。
※この記事は、2022年12月8日に公開しましたが、修正を加え2024年9月17日に再公開しました。
楠功央
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