「LPガス貯蔵設備」軟質塩ビ製表示板の法令対応とオーダーメイドのアドバンテージ
塩ビ製表示板のメリットと法令基準への適合性
警戒標識の取り外れや、スチール製表示板にみられる経年変化によるサビは、定期検査時に設備の不備として指摘されるリスクがあります。このような問題を回避するためには、耐久性に優れ、サビの心配がない塩ビ製の「LPガス貯蔵設備」表示板の使用が推奨されます。これにより、外部からもはっきりと識別でき、法令基準にも適合する表示を確保できます。
法令に基づくLPガス貯蔵施設の警戒標識の基準と設置位置
警戒標識は、外部から見て貯蔵施設であることを明確に判別できるサイズでなければなりません。表示板には「LPガス貯蔵施設」、「LPガス貯蔵設備」または「LPガス特定供給設備」と明記し、さらに「火気厳禁」の文字を赤色で強調する必要があります。この表示は縦型でも適切で、貯蔵場所の出入口や施設の近くで外部から容易に確認できる位置に取り付けることが法令で要求されています。
警戒標識のサイズとカスタマイズ: 事前印字の重要性
警戒標識における縦型、横型、そしてサイズの具体的な法令に基づく定めは存在しませんが、その標識は「外部から明確に識別できる大きさ」であるべきとされています。さらに、特注サイズや独自レイアウトの要望にも対応可能です。重要な点として、マジックでの直接の書き込みは経年により文字の薄れが生じやすく、それを防ぐため、法律で要求される事項は、事前に印字する方法を強く推奨します。
品番 | 縦(mm) | 横(mm) | 厚み(mm) |
LP60J-NAME | 600 | 450 | 1 |
デザインや文字の変更にも対応!
前述の通り、警戒標識の形式やサイズについては法令に特定の定めはなく、主要な要件として「外部から明確に識別可能な大きさ」となっています。従って、特定のデザインやサイズを希望する企業様のために、カスタムメイドのオプションもご提供しております。お問い合わせは「お問い合わせフォーム」を通じてお願いします。担当者からの返信をお待ちください。そして、既存の表示板がある場合は、その寸法とレイアウトの確認ができるもの(写真や図案など)と希望数量を添付してご返信ください。表示板が手元にない場合でも、スケッチによる提案も歓迎しています。何かご不明点や要望がございましたら、お気軽にご連絡をお寄せください。
まとめ
液化石油ガス保安法に従い、LPガス貯蔵設備には警戒標識の明確な掲示が必須となっています。特に大型タンクや特殊ガスを取り扱う事業所では、この掲示の重要性は強調されます。本記事で、軟質塩ビ製の表示板のメリット、特にサビ耐性や見た目の美しさ、および法令基準を満たす掲示方法を詳しく紹介しました。さらに、事前に印字することで視認性を保持したり、表示板のレイアウトをカスタマイズすることで、保安業務の効率向上も実現できます。
大宮彰大
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