700-DPCの写真

作業時間を短縮する3つのフレア加工方法!「3WAYドライバーフレアツール」のご紹介

夏の厳しい暑さの中、7月から8月にかけてエアコンの取り替え工事や新設工事がピークを迎えます。1日に複数台のエアコンを取り付ける施工業者様にとって、1分1秒が重要です。しかし、施工の品質を犠牲にすることはできません。そこで、時短と作業効率を両立できる「手動電動兼用型3WAYドライバーフレアツール(品番:700-DPC)」をご紹介します。このツールは多様な状況に対応できるため、施工業者様の強い味方となります。

エアコン工事におけるフレア加工の重要性

フレア加工が正確でないと、室内機や室外機の接続部分の密着度が下がります。ぴったりと密着しないことで少しずつガス漏れが生じ、冷媒ガス不足による空調機の不具合が発生します。このエアコン設置の肝ともいえるフレア加工を行うためには、信頼性の高いフレアツールが欠かせません。

フレアツールの選び方

フレアツールは各メーカーから様々な種類が発売されています。以下の観点からフレアツールを選ぶと良いでしょう。

  1. コーンの回し方:ハンドルを手で回すタイプ、電動ドライバーで回すタイプ、スイッチ操作のみで回すタイプなどがあります。作業量や作業環境に応じて選びましょう。
  2. 重量:長時間手に持って作業をするため、軽量であることが重要です。重いツールは手首に負担がかかり、作業効率を下げる原因になります。
  3. サイズ:施工する場所に十分なスペースがあるとは限りません。扱いやすいサイズを選びましょう。

以上の3点を考慮して、ご自身の作業量や作業内容にマッチするフレアツールを選んでください。

手動と電動が選べる3WAYドライバーフレアツール

ベストパーツオンラインがおすすめするのは、電動ドライバー、ラチェットハンドル、クランプハンドルの3つの方法でフレア加工ができる「手動電動兼用型3WAYドライバーフレアツール(品番:700-DPC)」です。このツールは、様々な作業環境に対応できるため、施工業者様にとって非常に便利なアイテムです。

700-DPCの写真

手動電動兼用型3WAYドライバーフレアツール(品番:700-DPC)は1セットから当日出荷です。

品番 適合銅管サイズ フレア角度 重量
700-DPC 2分(φ6.35)
3分(φ9.52)
4分(φ12.70)
5分(φ15.88)
45° 900g
(クランプ、アダプター含む)

ゲージバーは2分から5分まで対応しており、サイズの縮小と軽量化を実現しています。ツラ出しアタッチメントは冷媒管のツラを均一に揃えることができ、作業時間の短縮にもつながります。また、ゲージバーのフレアラインはJIS規格相当であり、別途フレアゲージを用意する必要がないのも嬉しいポイントです。

WAY1 電動ドライバーでフレア加工

手動電動兼用型3WAYドライバーフレアツール(品番:700-DPC)」には、電動ドライバーに取り付けるプラスビットなど、対辺6.35mmの六角ビットをそのまま差し込むことができます。動画のように差し込んでドライバーを操作すれば、数秒でフレア加工が完了します。3つの方法の中で最も時間がかからない方法と言えるでしょう。往きと戻り両方でクラッチ機能が働くため、締めすぎや緩めすぎがないのも安心ポイントです。ただし、インパクトドライバーは使用できません。ドリルドライバを使用してください。

WAY2 ラチェットハンドルでフレア加工

700-DPCにラチェットハンドルを使用する図

ビットソケット(六角→四角アダプター)が1個付属します。

付属のビットソケットを装着することで、六角ビット差込口に差込角9.5mmのラチェットハンドルが差し込めるようになります。本体にはラチェット機構は付いていませんが、このビットソケットを使用することで狭い場所でも手回しによるフレア加工が容易になります。ラチェットハンドルは付属していませんので、お手持ちのものをご利用ください。

WAY3 クランプハンドルでフレア加工

700-DPCのクランプを使用する図

クランプは取り外してコーンを回す際にも使用可能です。

上記2つの方法はお手持ちの工具を利用した方法でしたが、最後にご紹介するのは、ゲージバーを固定するために使用しているクランプハンドルを利用したフレア加工方法です。「手動電動兼用型3WAYドライバーフレアツール(品番:700-DPC)」のクランプハンドルは着脱可能で、先端は対辺6.35mmの六角部に差し込めるようになっています。ゲージバーを固定した後、クランプハンドルを取り外して六角部に差し込み、そのまま回してコーンを押し出すことができます。この方法は、特別な工具を追加で用意する必要がなく、簡単にフレア加工が可能です。

番外編 フレア加工前後で必要なアイテム

フレア加工前後で必要なアイテムをまとめました。お手持ちのものが消耗していないか確認し、必要なアイテムを揃えて作業効率を高めましょう。

代表写真 商品名 詳細
チューブカッタの写真 チューブカッタ 銅管の切断に使用します。
刃とローラー部両方にベアリングを内蔵しているため銅管の歪みを最小限に抑えます。
替刃もあるので消耗していたら交換してください。
リーマの写真 リーマ/クランクスクレーパ 銅管のバリ取りに使用します。
バリが残っているとフレア面が均一にならないため必ず使用してください。
漏れ防止剤の写真 漏れ防止剤 フレア部からの冷媒ガス漏れを防止します。
フレア内面に塗布することで、少しの段差であれば漏れを防げます。

まとめ

本稿では、エアコン工事の効率を大幅に向上させる「手動電動兼用型3WAYドライバーフレアツール(品番:700-DPC)」をご紹介しました。このツールは、電動ドライバー、ラチェットハンドル、クランプハンドルの3つの方法でフレア加工ができるため、作業環境や状況に応じて最適な方法を選択できます。特に多忙な施工業者様にとって、電動ドライバーを使用したフレア加工は作業時間を大幅に短縮し、手首の負担を軽減することが可能です。また、他の方法でも狭所や手持ちの工具を活用して効率的にフレア加工が行えます。

さらに、フレア加工前後で必要なアイテムも確認し、適切に準備することで、ガス漏れ防止や作業効率の向上が期待できます。冷媒管用ワンタッチ継手エフー1の使用も検討すると良いでしょう。エフー1に関する詳細は、別の記事にてご紹介していますので、ぜひご覧ください。

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