
エアコン室外機の防振へのこだわりは随一!置き型防振ゴム「ACM-30」
※この記事は2020年3月4日に公開した記事ですが、修正を加え2021年4月26日に再度アップしました。
エアコンの室外機に取付けるだけで防振対策になる「置き型防振ゴム」
エアコン室外機の防振対策と言えば、長年のロングセラーであるプラロックに防振ゴムを取付ける施工が主流ですが、近年新たに室外機の固定と防振対策がまとめて行える「置き型防振ゴム(品番:ACM-30)」が発売されました。防振ゴムをカットする必要がなく、施工時間の短縮に繋がると徐々に人気を集めている商品です。
TOZEN「置き型防振ゴム(品番:ACM-30)」
品 番 | 付属品 |
ACM-30 | ボルト(M10)40㎜×1・ナット(M10)×2・ワッシャー(M10)×2 |
カンタン施工だから時間が短縮できます
付属のボルトナットで室外機の4角の固定金具に取付けるだけのカンタン施工です。室外機を段ボールから開封後、固定金具に「置き型防振ゴム(品番:ACM-30)」を取付けください。それだけでも、仮置きの養生が不要になり施工時間を短縮できます。更に、室外機の固定と同時に防振対策にもなるので、防振ゴムを必要なサイズにカットして室外機の幅に合わせて敷設する手間と施工時間を省くことができます。また、付属のボルトナットを使用した場合、6㎜までレベル調整することが可能です。
防振だけじゃない!耐久性と耐食性にも優れています
「置き型防振ゴム(品番:ACM-30)」は設置状況にもよりますが10年間を目安にした耐候性を有しているうえ、非移行性ゴムを採用することで犬走やベランダなどに直置きした時でも色移りしづらい設計になっており、耐久性に優れています。加えて、金具は全て耐食性に優るSUS304を採用しているので錆びが目立つようなことはありません。よって、エアコンの交換時期に一緒に交換する程度の管理で十分です。
施工が容易な点を考慮すれば価格にも納得感が得られます!
施工時間が短縮でき、防振効果も得られ、耐久性にも優れている「置き型防振ゴム(品番:ACM-30)」と一般的なプラロックに防振ゴムを敷設する場合で価格で比較してもほとんど大差ありません。
1.プラロックと防振ゴムを使用した場合

プラロックの下にカットした防振ゴムを敷きます。
品番 | 商品名 |
PR-351-N-M | プラロック |
GPC-100-10 | 防振ゴム |
2.置き型防振ゴムを使用した場合

室外機を固定する架台と防振の2つの役割を果たします。
品番 | 商品名 |
ACM-30 | 置き型防振ゴム |
以上のシミュレーションでは240円高くはなりますが、施工時間が短縮できて他の仕事に手が回せると考えれば割安だと納得いただける範囲に収まっていると思います。
まとめ
室外機の防振対策の一つとして、プラロックに防振ゴムを組み合わせる施工が主流ですが、これからは施工時間を短縮できる「置き型防振ゴム(品番:ACM-30)」での施工をオススメいたします。コストは若干高くなりますが、他の仕事に手が回せると考えれば納得していただける範囲で納まっています。

佐々木瞭

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