スパウトインの浄水器はカートリッジで有害物質除去能力を強化する

浄水器と、混合水栓が一体となったスパウトイン浄水器。アンダーシンク浄水器と比較するとカートリッジが小さい分だけ交換サイクルこそ短くなりますが、同じレベルの浄水能力を持つカートリッジの設定があります。本稿では、TOTOのスパウトイン浄水器とそのカートリッジについてご紹介します。

浄水カートリッジは除去したい物質で選ぶ

1984年、「クリンスイ」が世界で初めて除菌ができる中空糸膜フィルターを採用したのを機に、活性炭フィルターでカルキ臭などを低減するだけでなく、赤サビ、塩素、溶解性鉛から一般細菌まで除去できる中空糸膜フィルターも併用したカートリッジの需要が拡大しています。

スパウトイン浄水器といえば台所用混合栓

「シングルワンホール浄水シャワー引出し混合栓(品番:TKS05308J)」及び「浄水カートリッジ(品番:TH658-3、TH658-1S)」は1台から当日出荷です。

「シングルワンホール浄水シャワー引出し混合栓(品番:TKS05308J)」は、湯・水に加え浄水の使い分けができる台所用混合栓です。1台で混合栓と浄水器の2役として使用することができるので、別途浄水器を取り付ける必要がありません。もちろん、TOTO製ですから、節水・節湯も意識したスマートでエコなスパウトインの浄水器に仕上がっています。また、カートリッジはスパウトに内蔵されているので交換がカンタンです。なお、別売りのカートリッジは後述の通り2種類あり、それぞれ1箱3個入り(概ね1年分)となっています。

品番 仕様 交換時期
TKS05308J 一般地用
TH658-3 浄水カートリッジ(高性能タイプ) 3個入り 4ヶ月
TH658-1S 浄水カートリッジ(標準タイプ) 3個入り 4ヶ月

なぜ水道水が美味しくなるのか

「水道水は不味い」と聞くことが多いですが、それは水道水の臭いが原因ともいわれています。臭いの原因となる物質は「遊離残留塩素(カルキ臭)」や「2-MIB(カビ臭)」ですが、これらの物質は、「浄水カートリッジ(高性能タイプ)」「浄水カートリッジ(標準タイプ)」のどちらを使用しても除去することができます。

2種類の浄水カートリッジの違いは安全性

高性能タイプの「浄水カートリッジ(品番:TH658-3)」と標準タイプの「浄水カートリッジ(品番:TH658-1S)」には、除去できる物質に違いがあります。どちらにしても水道水が美味しいと感じられるようになりますが、さらに標準タイプは【臭いの除去】、高性能タイプは【臭いと化学物質の除去】を実現します。例えば、高性能タイプでは下表のとおり12項目のほとんどの化学物質を除去するので安全性が高まります。中でも、発がん性物質とされる「総トリハロメタン(※の総称)」の除去は健康に直結します。

除去対象物質/浄水カートリッジ 標準:TH658-1S 高性能:TH658-3
濁度
遊離残留塩素(カルキ臭)
溶解性鉛
2-MIB(カビ臭)
総トリハロメタン
※クロロホルム
※プロモジクロロメタン
※ジブロモクロロメタン
※ブロモホルム
CAT(農薬)
テトラクロロエチレン
トリクロロエチレン

※は総トリハロメタンに含まれる物質です。

まとめ

スパウトイン浄水器「シングルワンホール浄水シャワー引出し混合栓(品番:TKS05308J)」の浄水カートリッジには、浄水能力が異なる商品があります。どのカートリッジでもカルキ臭を除去して水道水を美味しくします。ただし、水道水の安全性を高めようと思えば、高性能タイプの「浄水カートリッジ(品番:TH658-3)」がオススメです。

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