LDスリムダクトの売れ筋ウォールコーナー2機種に90サイズを追加
予算に合わせてウォールダクトを選ぼう
ウォールダクトを選ぶ際、チェックしたいポイントはいくつかありますが、まず、現場に必要なパーツの有無を確認しましょう。もちろん予算が見合えば、パーツとサイズが圧倒的に豊富な「SDスリムダクトシリーズ」を使うのがオススメですが、逆の場合は「LDスリムダクトシリーズ」で検討してください。少しずつパーツとサイズが増えてきたので、単純な建造物であれば選択肢に入れる価値が高まってきました。
雨仕舞が楽なので取付台数が多い施工業者様にオススメ
施工効率が良いと評判の「ウォールコーナー後付用(品番:LDWAタイプ)」は、ツバの裏側に切ってあるコーキング充填用溝に沿ってコーキングを充填するだけで雨仕舞が完了するのがポイント。ベース部を固定後にカバー部を取付けてからツバに沿って変成シリコーンをコーキングを充填する「LDウォールコーナー(品番:LDWタイプ)」の場合、美観をよくするために外壁用マスキングテープを貼ったりヘラで仕上げなければなりませんから、その差は歴然。
従来のウォールコーナーと比べてツバが大きいと嫌う向きもありますが、そのツバの端から端までびっしりとコーキング充填用溝が切ってあるので雨仕舞に優るのです。
カラー | L | H | W | |
LDWA-90/IV | アイボリー | 208 | 84 | 120 |
LDWA-90/G | グレー | |||
LDWA-90/B | ブラウン | |||
LDWA-90/K | ブラック | |||
LDWA-90/W | ホワイト |
ツバが大きいスリーブキャップが付いている現場にオススメ
エアコンキャップ用はその名の通りエアコンキャップの上から被せるタイプのウォールコーナーです。ベストパーツオンラインでは、今までエアコンキャップのツバ外径Φ130以下まで対応している「LDWM-90タイプ」のみラインナップしていましたが、更に大型のツバ外径Φ153以下まで対応している「LDWM-90Lタイプ」を追加しました。
これが必要になる現場は、Φ100のスリーブが設けられていることが多いマンションや規格住宅です。
量産される住宅の場合、施工効率や美観を考慮して壁穴寸法はΦ110で統一されていることが増えています。そのような現場に採用される給気スリーブの内径はΦ100程度で、その両端を塞ぐスリーブキャップは、差込部外径Φ98前後で、ツバ外径はΦ136 程度が一般的なので、従来の「LDWM-90タイプ」ではキャップのツバが当たり取付けられないのです。
ですから、エアコンキャップが取りついている場合は「LDWM-90タイプ」、スリーブキャップの場合は「LDWM-90Lタイプ」と使い分けてください。
品番 | カラー | L | H | W |
LDWM-90L/IV | アイボリー | 203 | 84 | 161 |
LDWM-90L/G | グレー | |||
LDWM-90L/B | ブラウン | |||
LDWM-90L/K | ブラック | |||
LDWM-90L/W | ホワイト |
まとめ
ウォールダクトを選ぶ際、パーツとサイズが圧倒的に豊富な「SDスリムダクトシリーズ」を使うのがオススメです。しかし、「LDスリムダクトシリーズ」も徐々にパーツとサイズが増えて使いやすくなってきているので、予算が厳しい現場で、かつ単純な建造物の場合には検討の余地があります。
室橋尚哉
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