超硬刃先の採用によって固い材料の穴あけがカンタンになる「ホールソー578」。穴あけ作業は設備工事の代表格ということもあり、皆さま何かしらホールソーを所有しています。ですが、ただ漫然と使用して、刃をダメにしては買い替えていないでしょうか。特に現場加工が難しいとされるステンレス材に対して、適切なホールソーを用いて早く、そして１本でも多く穴あけ作業をしてこそ、ホールソーの能力を使いこなしていると言えます。そのためには、まずミヤナガのエスロック「ホールソー578」を選択肢に入れておきましょう。

超硬刃先が抜群の切れ味を実現

「ホールソー578」は、優れた切れ味と耐摩耗性を持つ超硬チップにより、ステンレスのような硬い被削材であっても驚くほど速いスピードで穴あけができます。また、耐熱性が高いので乾式でも扱いやすい特徴があります。さらに、超硬チップを不均等に配列することで確実に被削材を捕え、切削中に発生しがちな共振作用によるビビリを防ぎ効率良く穴あけ作業が行えます。

作業の安定性を追求した「ホールソー578」

「ホールソー578」は、金属、特にステンレスに最適な製品です。さらに嬉しいのは、アルミダクト、スパイラルダクト、そしてプラ排水マスのような樹脂・プラスチック製品に穿孔することも可能なので、対象材を限定しない点です。また、万一の切込み過ぎによるかみ込みや振り回しを防ぐよう刃先形状を見直し、常に安定した切り込み量で作業が行える設計になっています。

品番	有効長	サイズ（φ）
SL578015	4mm	15
SL578020		20
SL578021		21
SL578022		22
SL578025		25
SL578027		27
SL578028		28
SL578030		30
SL578032		32
SL578033		33
SL578034		34
SL578035		35
SL578038		38
SL578042		42
SL578050		50
SL578065		65

SLSK578	ストレートシャンク
SLSKR578	SDSプラスシャンク
SLCD80	ハイスセンタードリル80（ショート）φ6.3×80L

カッターだけをワンタッチ交換

製造メーカーであるミヤナガのエスロックシリーズのひとつである「ホールソー578」は、シャンクはそのままにカッターだけをワンタッチで交換できるので使い続けるほど経済的なメリットを享受できます。また、様々な被削材で穴あけ作業を行う施工業者様から、カッターだけを手早く取り替えられるので作業性がアップするとご評価いただいています。

耐摩擦性に優れ刃が長持ちする

ステンレス板に穴あけ作業をすると刃がすぐダメになってしまうので苦労することが多いですが、「ホールソー578」なら超硬刃先の採用によって鉄板やステンレス板といった固い被削材の穴あけがカンタンになります。また、高い硬度を有している刃は、厚くホールソー自体が頑丈ですから耐摩耗性にも優れています。このことから、被削材がステンレス板のような固いものであっても刃が長持ちすると言えます。

まとめ

ステンレスは粘り気が強く熱伝導も悪いので、加工がしずらく穴あけに苦労することが多い材料です。しかし「ホールソー578」は、優れた切れ味と耐摩耗性を持つ超硬チップにより、驚くスピードの穴あけが可能ですので、ステンレスに苦手意識がある方もカンタンに作業をすることができます。また、エスロックシリーズなので材料に合わせてカッターだけの交換ができますので経済的です。