
これ1つで単線とより線を接続!WAGOのワンタッチコネクタ「WFRシリーズ」
※この記事は2020年7月30日に公開しましたが、修正し2021年8月12日に再度公開しました。
単線とより線が使えるから在庫が半減!
WAGOのワンタッチコネクタ「WFRシリーズ」の最大のメリットは単線・より線の混在使用ができること。単線・より線に関係なく、このコネクタ1つで結線できるので、端子を圧着する手間も省け、施工時間の短縮にも繋がります。これさえあれば、あらゆる電線の結線に対応できますので、現場で困ることもありません。
進化を遂げた「WFRシリーズ」
品番 | 極数 | 定格 | 適用電線 | 入数 | 基準価格/箱 |
WFR-2 | 2 | 20A 300V | 単線:φ0.5~2.0
より線:φ0.2~2.5 |
100 | ¥4,780 |
WFR-3 | 3 | 50 | ¥2,890 | ||
WFR-5 | 5 | 25 | ¥2,410 |
40%の小型化で作業性が向上
従来のWFシリーズに比べてかなりコンパクトな見た目になりました。レバー形状を変えることにより高さの縮小を実現させ、ジョイントボール等のジョイントボックスの収まりが良くなるように改良されています。
底辺が透明なので差込口が目視できる
WFRシリーズでは、目視で接続を確認できるよう底面が透明になっています。これにより電線の差込不足による接触不良を防ぐとともに、操作レバーを上げて電線を差し込むだけですので、作業の熟練度に関係なく、均一な作業を行うことができます。若い職人さんが不足している中、こういった商品は特に需要が高まっていくのではないでしょうか。

底辺が透明なので、接続を目視で確認できます。
スムーズなレバー
実は、旧モデルでは、レバーが少し固い、重い、という評価がありました。レバーを上げるだけのカンタン作業が魅力であるワンタッチコネクタですが、レバーが上げづらいのは残念としか言いようがありません。そこで、WFRシリーズでは、レバーの幅を広くしたソフトレバーを採用することで、スムーズなレバーの上げ下げを行えるよう改良されています。
作業はカンタン5ステップ
※電線を取外す際も同様に、レバーを上げて電線を抜くだけのカンタン作業です。
まとめ
世界80か国以上で使用されているWAGOのワンタッチコネクタ「WFRシリーズ」の魅力は、単線・より線に関わらず接続ができるから在庫が半分にできる点です。また、器具の入替による異なる電線の接続など、単線とより線が混合している現場での配線作業が大変楽になります。単価は、はんだや圧着端子と比較すると僅かに高価ですが、在庫の削減のみならず、「専用工具が不要」、「熟練度に関係なく均一品質」というメリットを考えれば、切替えない理由は見当たりません。是非一度お試し下さい。

佐々木瞭

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