経年劣化の早期発見や水漏れなどの発見、メンテナンスに重要な設備「点検口」。床下点検口の設置は水回り付近の点検しやすい場所に設置されることがほとんどです。取付けの簡便さを重視したい一方で、取付け場所によっては、気密性やデザイン性が求められます。

点検口とは？その役割と重要性

点検口は、住宅の壁や天井、床に設けられる点検口を覆うための製品です。点検口は配管や電気設備などの点検・修理のために設置されますが、開口部がそのままでは気密性が損なわれ、断熱性や防音性に悪影響を及ぼします。また、見た目も重要なポイントで、気密性やデザイン性を兼ね備えた点検口が求められます。

天井用点検口

CXB型〈気密タイプ〉・CFZ型〈スピード施工タイプ〉

天井点検口は1枚から出荷対応しております。

気密タイプは気密材により冷暖房効率と遮音性を向上させています。（気密性能A-4等級相当）

壁面用点検口

TW型〈樹脂軽量タイプ〉・WEJ型〈下開きタイプ〉・WXB型〈気密タイプ〉

壁用点検口は8種類のラインナップから、開口寸法や色、気密性に合わせてお選びいただけます。

WXBWは横開きタイプの壁点検口です。気密材により冷暖房効率と遮音性を向上させています。

床用点検口

床用点検口は床下からの冷気侵入の影響を特に受けやすい箇所です。点検口からの空気漏れを最小限に抑えることで、住宅の冷暖房効率を損なうことがありません。

SH3〈気密タイプ〉・HFC2〈簡易気密タイプ〉

床用点検口は1枚から出荷対応しております。

HFCは建材や住宅設備機器メーカーで構成される長期使用住宅部材標準化推進協議会が定める「CjK部材基準※」に対応しています。（※長期にわたってメンテナンスを容易にするために、寸法の互換性をもたせた部品・部材に与えられる認証です。）

まとめ

住宅を購入したお客様にとって、断熱性や気密性は重要な関心事項です。気密タイプの点検口を採用することで、これらの性能を向上させることができ、顧客満足度が高まります。また、インテリアに溶け込むデザインにより、内装全体の美観も損ないません。スピード施工で作業時間の短縮と、アフターフォローの手間を軽減し、業務全体の負担を軽くする効果があります。ぜひこの機会に、気密タイプの点検口もお試しください。