コードリールはこのサイズ感が「ちょうどいい!」ハタヤリミテッドの防雨型『15mサンデーレインボーリール』
使い勝手の良いコードリールを選ぼう
屋外用コンセントなどからの電源延長には、コードリールの他に防雨型の延長コードも選べます。1m以下の短いものから20m程度のものまであり、必要な長さを選びやすく、重量のあるドラムがないため持ち運びも楽です。しかし、ある程度の長さがあるとコードリールのように巻き取れず、片付けが不便になることもあります。現場の状況や規模に応じて使い分けるのがベストですが、せっかくならコードリールも使い勝手のいいものを選びたいものです。
長すぎず短すぎない「ちょうどいい」コードリール
ハタヤリミテッドのコードリールの定番シリーズ、「サンデーリール」をベースにした屋外用のコードリールが「サンデーレインボーリール」です。なかでもコード長15mの「サンデーレインボーリール 接地付タイプ」(商品コード:SJ-15K)は、長すぎず短すぎないため使いやすく、持ち運びにも便利なサイズ感になっています。また、搭載されているコンセントには防雨・防塵キャップが装備され、コンセント自体も内部配線部への水の浸入の心配がない一体成型の完全防雨仕様。雨中の作業も安心です。
商品コード | 定格 | 電線仕様 | 長さ | 質量 |
SJ-15K | 3極15A-125V×2口 | VCT1.25mm2×3心 | 15m | 3.6kg |
使い勝手のいい2P/2P接地兼用プラグを標準搭載
SJ-15Kのプラグは2P接地付ですが、アースピンをひねるとロックが解除されてプラグ内に引っ込み、アースピンのない2Pコンセントにそのまま挿し込めるようになる兼用タイプの「フキュートビプラグ」が採用されています。あまり聞きなれない名称かもしれませんが、「ポッキンプラグ」といえばピンとくる方もいるのではないでしょうか。(こちらは日動工業の兼用プラグの名称であり、厳密にはアースピンの収納方法が異なります)
近年の電気設備に関する内線規定の改正により、新設・増設する屋外コンセントはアース付きが義務化されました。しかし、既存住宅などでの工事の際、電源側のコンセントが接地のない2Pコンセントであった場合でも、問題なく使用することが可能です。
電圧降下が最小限で済む
15m巻のコードリールを選ぶメリットは他にもあります。電線に電流を流した際に発生する電圧降下(ドロップ)による影響を最小限に抑えられることです。電圧降下とは、電線手元の電圧が末端になるに従って低くなっていく現象を指し、電線の細さ、長さ、使用電流の量に比例してその影響は大きくなります。この影響が大きくなり過ぎると、十分な電力を供給できず、電動工具が本来の能力を発揮できないなどの弊害が生じます。
電源延長に使用するコードを必要最低限の長さにとどめることで、現場で邪魔にならないだけではなく、使用する機器の能力とそれによる作業効率への影響を軽減することができます。
まとめ
屋外で使用するコードリールがかさばる、コードが長すぎて作業の邪魔……といったお悩みを抱えた施工業者様には、全長15mで短すぎず長すぎない「ちょうどいい」サイズ感が魅力の「サンデーレインボーリール 接地付タイプ」をオススメします。防雨型で屋外でも安全に使えるのはもちろんのこと、電源延長に使用するコードを必要最低限の長さにとどめることで、現場の邪魔にならないだけではなく、使用する機器の能力とそれによる作業効率への影響を軽減することができます。
鈴木 彩香
最新記事 by 鈴木 彩香 (全て見る)
- コードリールはこのサイズ感が「ちょうどいい!」ハタヤリミテッドの防雨型『15mサンデーレインボーリール』 - 2024年12月17日
- 白い外壁や配管にもマッチする結束バンド『耐候性カラータイ』で、一つ上の仕上がりを目指しましょう - 2024年12月10日
- 銅管の切断をもっと快適にする、RIDGIDの『2イン1 スプリング式チューブカッター』 - 2024年12月3日