水栓交換現場で大活躍!カウンター穴径変換アダプター

リフォーム現場では、作業中に予期せぬトラブルが発生することは珍しくありません。例えば、配管のねじが固着して外れない、給湯器のリモコン交換時にタイルが割れてしまう、キッチンやトイレの分岐水栓を誤って折ってしまうなどの問題があります。さらに図面があっても、長年にわたり何度も器具が交換されているため予想していた仕様と大きく異なるケースも少なくありません。このような場合、現場を離れて必要な部材や工具を探しに行くことになり、作業時間が予定以上にかかることがあります。水栓の交換時に、カウンターの既存の穴径が新しい混合栓や浄水器に合わないという問題も起こりうるケースの一つです。そんなときに役立つのが、カウンター穴径変換アダプターです。

カウンター穴径変換アダプターとは?

カウンター穴径変換アダプターは、既存の大きな穴径を新しい水栓の規格に合わせて小さく調整するための部材です。これにより、水栓を交換する現場での予期せぬ問題にも迅速に対応でき、作業を中断することなく進められます。また、事前にあらかじめ用意しておくことで現地調査の手間とコストを省けるといったメリットも挙げられます。

既存の大きな穴径を新しい水栓の規格に合わせて小さく調整できます。

カウンター穴径変換アダプター取り付け手順

取り付け方法は至ってシンプルで通常の水栓の取り付けに加えて下記の作業を行うだけでカウンター穴径を変換することができます。

1.穴径とカウンターの厚さを確認。既存の穴径がアダプターの適合範囲に入っているかを確認します。カウンターの厚さが20mm以下(上面施工では25mm以下)であることも確認してください。

2.シートパッキンの設置。カウンターの取付穴に台座を合わせ、その下にシートパッキン中心を正確に合わせて設置します。

3.水栓の取り付け。台座の穴を通して水栓本体を挿入し、付属の座金を通し、水栓に付属の取り付けナット類で裏側から挟みこむように固定します。

既存の穴径をφ36の穴径に変更する

現在、国内メーカーで主流となっているワンホール混合栓のカウンター穴径はφ35~φ39が一般的です。しかし、リフォーム現場では既存にNAISやMYMなどが発売していた過去の水栓で50φ程度の穴径の水栓がついており、大きな穴が残っていることがあります。こうした場合、カウンター穴径変換アダプターを使って穴径を調整することで、現在の規格に合った水栓の設置が可能になります。

カウンター穴を36mmに変換する「カウンター穴径変換アダプター Z36シリーズ」は当日出荷、1セット単位で販売しています。

商品コード 適合穴径 変換後穴径 対応カウンター厚
Z36-42-45
42mm~45mm
36mm 5mm~20mm

(上面施工仕様の場合は25mm以下)

Z36-48-55
48mm~55mm

既存の穴径をφ24の穴径に変更する

前述の通り、国内メーカーでは、穴径34~39mmのワンホール混合栓が多く採用されています。しかし稀有なケースかもしれませんが、リフォームの際、施主様からツーホールタイプの混合栓やアンダーシンク型の浄水器用単水栓、単水栓への交換を希望されることがあります。そのような場合、穴径をφ24の穴径に変更できるタイプのアダプターを使用することで、スムーズに対応が可能です。

カウンター穴を24mmに変換する「カウンター穴径変換アダプター(品番:Z24-36-38)」は当日出荷、1セット単位で販売しています。

商品コード 適合穴径 変換後穴径 対応カウンター厚
Z24-36-38
34mm~39mm
24mm 5mm~20mm

(上面施工仕様の場合は25mm以下)

まとめ

リフォーム現場では、予期せぬトラブルが発生することが少なくありません。必要な部材や工具を取りに戻ることで、作業が遅れたり、日程をずらしたりしないといけないケースもよくあります。水栓交換時に既存の穴径が大きすぎて新しい水栓が設置できない問題も起こりうる問題の一つです。こうした状況で役立つのが、カウンター孔径変換アダプターです。古い穴を新しい規格に合わせ、現場での作業を円滑に進めることができます。このアダプターを使えば、時間とコストの節約が可能になります。

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