蒸れ知らずのヘルメット『飛翔®Special』と便利グッズのご紹介
安全かつ快適に作業を進めるためのヘルメット選び
JHHA(日本ヘルメット工業会)は「PC、ABS、PE等の熱可塑性樹脂製は、外観に異常が認められなくても使用開始より3年以内、FRP等の熱硬化性樹脂製は、外観に異常が認められなくても使用開始より5年以内」にヘルメットを交換するように促しています。もちろん、一度でも強い衝撃を受けてしまった場合には即交換が必要です。お手持ちのヘルメットを今一度確認してみてください。
蒸れを抑える画期的二層構造の飛翔®Special
従来、ヘルメットは帽体内に発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーがセットされていたため空気の流れがなく頭部の暑さと蒸れが課題でした。そんな課題を改善したのが谷沢製作所(タニザワ)の「飛翔®Special」です。
発泡スチロールを使わないブロックライナー
「飛翔®Special」は衝撃吸収ライナーにエアライト(ブロックライナー)を搭載しています。エアライトは六角柱の衝撃吸収体で、衝撃を受けたら潰れることで衝撃を緩和します。図2に示すように、発泡スチロールを全体に詰める従来モデルに比べてヘルメット内部に空間が広がり通気性が大幅に向上したことで頭頂部の温度が約8℃減少しました。また、発泡スチロールを使用していないため内部を丸ごと水洗いできるのも衛生的にうれしいポイントです。
飛翔®Specialのラインナップ
ベストパーツオンラインでは3つのカラーバリエーションでラインナップしています。この中でも帽体がホワイト、バイザーが透明グレーのモデル(商品コード:1830JZ2V2W1J)が最も人気になっています。
品番 | 帽体色 | バイザー色 |
1830JZ2V2W1J | ホワイト | 透明グレー |
1830JZ2V5W1J | ホワイト | 透明ブルー |
1830JZ2V2B4J | ブルー | 透明グレー |
合わせて使いたい便利グッズ
ここではヘルメットを装着するからこそ必要になる、あると便利なグッズをご紹介します。
暗所作業の必携工具!LEDライト
ベストパーツオンラインではヘッドマウント型のライトを2種類ラインナップしています。普段使用している工具がマキタ製で、バッテリに余裕があるようでしたらマキタ社の充電式ヘッドライト(商品コード:ML800)をおすすめします。GENTOS社のハイブリッド式LEDヘッドライト(商品コード:GH200RG)は付属の充電ケーブルで充電器できるほか、単3形アルカリ乾電池でも稼働するため汎用性が高くなっています。
写真 | 品番 | 光束 | 電源 |
ML800 | 100lm | マキタ製リチウムイオンバッテリ(別売) | |
GH200RG | MAX:1200lm High:500lm Mid:250lm Eco:50lm |
専用リチウムイオン充電池(付属) または 単3形アルカリ乾電池(別売)×4本 |
万が一の事故に備えて貼っておきたいステッカー
現場によって定められていることが多いですが、自身の名前や所属、血液型をヘルメットに記載しておくことも万が一の事故が起きてしまった際に重要です。
写真 | 品番 | サイズ | 入数 |
233106 | 30×80mm | 1組10枚入り |
暑い現場の味方!ヘルメットの汗対策グッズ
夏の現場はもちろんですが、冬でも体を動かしながらの作業中は汗が出てくるものです。垂れる汗は集中を阻害するだけでなく、目に入れば作業を一瞬中断することになってしまいます。
写真 | 品番 | ポイント | 入数 |
1902 | ヘルメットに貼り付ける汗取りパッド
裏面のテープを使用して額部分に貼り付けることで1日中快適さを保ちます。 |
1袋10枚入り | |
THCA01 | ヘルメット装着前に着用するインナータイプのキャップ
速乾性に優れるので快適に作業ができます。 |
1個 |
まとめ
本稿では通気性バツグンのヘルメット「飛翔®Special」や、それと合わせて使用したいグッズをご紹介しました。「飛翔®Special」は2つずつある給気口と排気口でヘルメットの中に滞留する熱を吐き出すため、従来の課題であった頭部の暑さと蒸れが大きく改善されました。それでもまだ汗をかくような場合には使い捨て汗取りパッド(商品コード:1902)やインナーキャップ(商品コード:THCA01)を使用して、安全かつ快適に作業を行いましょう。
寺島 佳希
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