屋外工事の必需品!『漏電遮断器付きBFX延長コード』で事故とトラブルを未然に防ぐ
屋外作業時の現場と作業者の安全を守る
作業現場での電源確保の方法として発電機を使用することもありますが、個人邸や事務所のリフォーム工事、大型施設の改修作業などの場合、客先の電源を借りる場合もあります。こういった現場で漏電が起きると、作業者に危険が及ぶばかりでなく、屋内にある元電源が落ち施設全体が停電してしまいます。一時的としても客先の設備や家電が止まることになるため、客先にも影響を及ぼし信頼を損ないかねません。こうした事故を避けるためにも、漏電対策を講じることが重要です。
ハタヤの【漏電遮断器付きBFX延長コード】
電気機器使用時の事故・トラブルの対策としておすすめしたいのが、ハタヤの「漏電遮断器付きBFX延長コード」。屋外コンセントなどの電源と電動工具の間に取り付けることで、簡単に漏電遮断器(ブレーカー)を設置できます。これにより、漏電や使いすぎによる過電流を感知してコンセントの手前で遮断するため、屋内にある元電源の漏電遮断器が作動するのを防止します。
プラグはアースピンをひねることでロックを解除し形状を変えられる2P/2P接地付兼用タイプとなっていますから、電源側のコンセントが接地のない2Pコンセントの場合も問題なく接続できます。黄色のボディカラーは夜間や暗い環境下での作業でも視認性がよく、あやまって足を引っ掛けてしまう心配がないと好評です。
品番 | コンセント定格 | コンセント形状 | 長さ |
BFX-013KC | 2極15A-125V | 2P(接地付)×3口 | 0.7m |
漏電だけでなく使いすぎも感知する「過負荷短絡保護兼用型」
漏電遮断器(ブレーカー)は、その名の通り漏電を感知すると電路を遮断し、感電などの事故を防止する装置です。これに加え、「漏電遮断器付きBFX延長コード」に搭載されている漏電遮断器には、過電流が流れた際にも電路を遮断する過負荷保護がついています。感電などの危険から作業者を守るとともに、複数の電気機器を同時に使用する際にも、電力を使いすぎて電源が落ちて客先に迷惑をかけてしまう……といった事態を起こすリスクを減らせます。
また、当社で取り扱う3口タイプの「BFX-013KC」はコンセントボディの中にパイロットランプが搭載されており、電源側のコンセントまで行かずに通電確認ができるのも嬉しいポイントです。
※定格電流(15A)を大きく超えて使用した場合や短絡(ショート)が発生した場合などは、元電源の漏電遮断器が本品の漏電遮断器より先に動作する場合があるためご注意ください。
屋外使用でも安心の完全防雨構造&衝撃対策
ブレーカーボックスは完全防雨構造のため、雨中や粉じんの多い屋外環境でも問題なく使用できます。機器接続側のコンセント部も3口すべてに防雨キャップが装着されているので、使用しないコンセントへ塵や水が入り込む心配もありません。また、ブレーカーボックスはゴム製の耐衝撃プロテクター付きなので落下の衝撃にも強く、付属のフックで吊り下げて使用する場合なども安心して作業ができます。
まとめ
屋外工事での電気機器使用時の事故・トラブルの対策として、「漏電遮断器付きBFX延長コード」の使用をおすすめします。漏電や使いすぎによる過電流を感知してコンセントの手前で遮断するため、屋内にある元電源の漏電遮断器(ブレーカー)が落ちるのを防止できます。また、完全防水構造で衝撃にも強いつくりですから、屋外でも安全に作業が可能です。思わぬ事故とトラブルのリスク回避のために、ぜひ導入をご検討ください。
鈴木 彩香
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