タブチのワンタッチ継手「ガチロック」で、給水給湯用銅管を火なしで接続!
給水設備を熟知するメーカーだからこそできた銅管ワンタッチ継手
給水給湯用の銅管ワンタッチ継手「ガチロック」は、同社の空調業界初の冷媒銅管用ワンタッチ継手「エフ-1」で確立した銅管のワンタッチ接続技術を応用して開発された商品です。海外からの部品調達に頼らない国内工場での一貫した生産により、常に安定した供給を可能としています。現在、ワンタッチ式の給水給湯用の銅管継手としてはNJT銅管のテクタッチがよく知られており、施工性においてはこれと共通するメリットもあります。しかし「ガチロック」ならではの魅力は、この施工性の良さだけではないのです。
「ガチロック」の魅力を紹介!
魅力①「エフ-1」の技術を応用した優れた施工性
「ガチロック」の施工面におけるメリットの多くは、技術を応用しているということもあり、エフ-1と共通しています。第一は銅管ワンタッチ継手の名前の通り、火気を使用することなく銅管を差し込むだけで接続が完了すること。施工時間の短縮に加え、特殊な技能が不要なので職人の経験差によらない施工品質の均一化も期待できます。一方、接続までのマーキングや管の矯正を専用工具で行う必要はあるものの、その手順は非常に簡便です。また、この専用工具のうち「標線ゲージ」、「矯正工具」はエフ-1と共通しているため、対応するサイズの工具をすでに所持している場合は別途調達する必要はありません。
ただし、NJT銅管のテクタッチが専用の工具で取外しできるのに対し、「ガチロック」は一度施工すると外れない構造になっています。このため不要になった際は接続部を銅管ごと切断しなくてはいけない点に注意が必要です。
魅力②銅管→樹脂管も一発変換!豊富なバリエーション
銅管同士の接続のみに対応するテクタッチと異なる点であり、「ガチロック」の最大の強みは、なんといっても銅管を架橋ポリエチレン管およびポリブテン管へ一発変換できる「変換ソケット」をラインナップしていること。銅管接続側は言わずもがな、樹脂管接続側には同社の樹脂管用ワンタッチ継手「アレスフィット」と同様の機構を採用しているため、コア挿入不要・内外面二重シール構造で止水機能も万全の完全ワンタッチ接続を実現しています。銅管接続側は旧来追い焚き配管に使用されていた管外径φ12.7の銅管対応サイズをラインナップしているので、リフォームなどで既設の追い焚き配管を入替える際には特に便利さをご体感いただけるはずです。これは、給水システムにおいて深い知識と実績を持つタブチだからこそのラインナップとも言えるでしょう。
品番 | 適合銅管外径 | 樹脂管呼び径 |
WOC127-OT10 | φ12.7 | 10A |
WOC127-OT13 | φ12.7 | 13A |
WOC1588-OT13 | φ15.88 | 13A |
WOC2222-OT13 | φ22.22 | 13A |
「ガチロック」のラインナップ
ベストパーツオンラインでは、現在メーカーより発売されている「ガチロック」の継手をフルラインナップし、いずれも当日出荷にて取扱っております。
商品画像 | 商品名 | 特長 |
オスねじアダプター(テーパねじ) |
銅管をおねじ(R/G)に変換。適合管外径φ12.7、15.88、22.22をラインナップ。 |
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メスねじアダプター(テーパねじ) | 銅管をめねじ(Rc)に変換。適合管外径φ12.7、15.88、22.22をラインナップ。 | |
ソケット | 銅管どうしをワンタッチ接続。同径ソケットは適合管外径φ15.88、22.22、異径ソケットはφ15.88×22.22をラインナップ。 | |
両接続エルボ | 銅管どうしをワンタッチ接続。適合管外径φ15.88、22.22をラインナップ。 | |
チーズ | 銅管どうしをワンタッチ接続。適合管外径φ15.88、22.22をラインナップ。 | |
変換ソケット 樹脂管 | 銅管を樹脂管(XPE/PB)にワンタッチで一発変換。ラインナップは前述の表参照。 |
まとめ
タブチより新たに発売された給水給湯用の銅管ワンタッチ継手「ガチロック」。同社の冷媒銅管用ワンタッチ継手「エフ-1」により確立された技術を応用した施工性の良さはもちろん、銅管を架橋ポリエチレン管およびポリブテン管へ一発変換でき、追い焚き配管にも対応する豊富なラインナップが魅力です。特にリフォームの現場などで、既設配管が銅管だった場合にはタブチの「ガチロック」を選択肢に加えてみてはいかがでし
鈴木 彩香
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