充電時間半減!「ELSEEV hekia S Mode3」の高速EV充電

電気代の上昇とともに、太陽光発電と蓄電池が家庭での必須設備として浮上しています。売電価格が下落する中で、自家消費の方が経済的になりつつあります。さらに、政府の補助金が背中を押し、電気自動車(EV)への関心が高まっています。これらの動きは、特に「EV・PHEV充電用屋外コンセント」などの充電設備への需要を加速しています。この記事では、充電ケーブルを内蔵し、屋外コンセント使用時の約2倍の速さで充電が可能な「ELSEEV hekia S Mode3」(エルシーブ ヘキア モード スリー)を詳しくご紹介します。

次世代EV充電の革新:高容量バッテリーに対応する「ELSEEV hekia S Mode3」

毎回の充電に車からケーブルを取り出す必要がある従来のコンセントタイプの充電器は、日常的に使用するには少々手間がかかります。さらに、40kWバッテリーを搭載する車でさえ、フル充電には約16時間かかり、夜間の充電でも朝までに完了しないことが多いです。車載バッテリーの高容量化が進むにつれて、より迅速な充電が求められる今、高速充電設備は不可欠な存在となります。

充電ケーブル搭載型の「ELSEEV hekia S Mode3」

「ELSEEV hekia S Mode3」は、約5メートルの充電ケーブルが標準装備されており、車から充電ケーブルを取り出す煩わしさを解消します。日々の充電作業が格段に簡単になり、特に6kWモデルは従来の3kWモデルと比較して充電スピードが約2倍という高速タイプです。これにより、長距離走行後でも安心して充電できます。3kWモデルがフル充電に約16時間かかるのに対し、6kWモデルなら約8時間で完了します。つまり、仕事から帰宅後に充電を開始すれば、朝にはバッテリーが完全に充電されている状態です。ただし、6kWでの充電を実現するためには、車両側も6kW充電に対応している必要があるため、ユーザーはこの点を確認することが大切です。

PFD管

露出配管にも対応

「ELSEEV hekia S Mode3」の設置は柔軟性に富んでいます。本体の底部にはボックスコネクタを取り付けるための開口部があり、わずか2つのねじを外すだけで28サイズのPF管コネクタを取り付け可能です。これにより、露出配管でもスムーズに設置が行えます。さらに、充電ケーブルが邪魔にならないように、PF管サドルバンドを使用して壁面に固定してください。このような設計により、どのような設置環境にも柔軟に適応し、充電設備の利便性を向上させます。

本体底部のねじを外してPF管28のボックスコネクタを取付すれば露出配管にも対応。

選べるモデルでカスタマイズ可能:3kWと6kWの「ELSEEV hekia S Mode3」

「ELSEEV hekia S Mode3」は、ユーザーのニーズに合わせて選べる2つのモデルを提供します。6kWモデルは、200V 30A用ケーブル(5m)を備え、約6kgの重さで、基準価格は¥184,000です。このモデルは、従来の3kWモデルと比較して充電スピードが約2倍となり、忙しい日々の中でも効率的に充電が可能です。一方、コストを抑えたいユーザーには、3kWモデルが適しています。このモデルは200V 16A用ケーブル(5m)を備え、約5kgの重さで、基準価格は¥150,000です。どちらのモデルも、使いやすさと効率を考慮した設計で、ユーザーのライフスタイルに合わせた充電体験を提供します。

「ELSEEV hekia S Mode3」

「ELSEEV hekia S Mode3」は1台から翌々日出荷です!

品番定格充電ケーブル質量
DNH3266kW200V 30A用×1(5m)約6kg
DNH3233kW200V 16A用×1(5m)約5kg

「ELSEEV hekia S Mode3」専用ブレーカー:安全かつ効率的な電源管理

高速充電を実現する「ELSEEV hekia S Mode3」は、200Vの専用回路を必要とします。既存の分電盤に空きがない場合、追加のプラスばん増設用分電盤を利用して専用回路を設けることが可能です。これにより、安全かつ効率的な電源管理が実現し、ELSEEV hekia S Mode3の性能を最大限に活かすことができます。専用ブレーカーの選択は、充電器のモデルに応じて行うことが重要です。充電器の性能に合った適切なブレーカーを選ぶことで、充電システムの安全性と効率性を確保しましょう。

3kW用「EV・PHEV対応漏電ブレーカ」

品 番定格電圧定格電流極数素子
BSHE22022200V20A2P2E
6kW用「EV・PHEV対応漏電ブレーカ」

 

「EV・PHEV対応漏電ブレーカ」は1個から翌々日出荷です!

品 番定格電圧定格電流極数素子
BSHE34023200V40A3P3E

実例で学ぶ:「ELSEEV hekia S Mode3」の効果的な設置

実際の施工事例を通して、ELSEEV hekia S Mode3の設置の柔軟性と効果を見てみましょう。弊社社屋に取り付けられた例ですのでキュービクルから電源を取っていますが、一般的な住宅では分電盤から直接、または増設を通して電源を引くのが一般的です。設置場所や電源の状況に応じて、ELSEEV hekia S Mode3は多様なニーズに合わせて設置可能です。

図:この事例では直下で配管を隠ぺいしていますが、本体の底部にはボックスコネクタを取り付けるための開口部があり露出配管であれば施工時間を大幅に短縮できます。

まとめ

電気自動車への需要は今後も拡大し続けると予想されます。この需要増加に伴い、車載バッテリーの高容量化が進み、より迅速な充電が求められるようになってきています。こうした中、「ELSEEV hekia S Mode3」は、従来の充電設備に比べて充電スピードを約2倍に高速化し、日々の生活をより便利にします。高速充電を可能にする6kWモデルでは、200V・40Aの専用回路と8㎜²の電線を用いることで、ユーザーへ安全かつ効率的な充電体験を提供できます。
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佐々木瞭

1994年生まれ。2016年ベストパーツ株式会社入社。 2018年より営業部に所属し、分類は配線器具・設置固定を担当しています。 皆さまのお困りごとを解決させて頂きます。 お気軽にご質問ください。
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