こぼした灯油の処理&消臭方法

ローリー車配送中にこぼした灯油の臭いが気にならない配送担当者は意外と多くいらっしゃいます。しかし、ユーザーは臭い残りや引火性、花木への影響などを気にしているものです。そこで本稿では、こぼした灯油をあっという間に回収できる油吸着マットと臭いと油染みを軽減して引火性を有しない状態に変化させる灯油消臭処理剤をご紹介します。

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素早く回収し消臭すると効果抜群

これまで多くのお客様は灯油を「ウエス」で拭き取っていました。特に「プロショップタオル(品番:65710)」は、油の拭き取りに特化したペーパータオルとして人気があります。例えばオイルタンクの給油口キャップやポリタンクに付いた灯油をサッと拭くにはもってこいです。
しかし、給油ノズルの誤作動や高齢のユーザーがポリタンクを落とすなど、こぼした灯油の量が多い場合は、「ウエス」では取り切れず油染みや臭いが残ることがあります。

灯油だけを素早く吸収する油類用の吸着マット

トドマツ間伐材を使用した「油吸着マットオンリー油(SK-OLシリーズ)」

こぼれた灯油だけを素早く吸収する「油吸着マット オンリー油(SK-OLシリーズ)」1枚から受注当日出荷しております。

「油吸着マットオンリー油(SK-OLシリーズ)」は、漏洩・流出石油類の回収マットとしてご使用ください。水は吸わずに油分のみを吸収しますので、水面に漏洩した油分にも効果を発揮します。トドマツ間伐材を使用した環境にやさしいエコ商品という側面もある商品です。

品番 規格寸法(高さ×横×厚) 油吸収量 本体質量
SK-OLS 約200×130×10mm 300g/枚 15g
SK-OLL 約330×300×20mm 1.5㎏/枚 100g

植物系天然繊維を使用した「オイルキャッチャー(TOCシリーズ)」

自重の30倍の吸収力がある「オイルキャッチャー天然繊維タイプ(TOCシリーズ)」1袋から当日出荷可能です

「オイルキャッチャー(TOCシリーズ)」も、水は吸わずに油分のみを吸収しますので漏洩や流出した油類の回収マットとしてご使用ください。鉱物油や動植物油に対し自重の30倍以上の吸着力があるので、即時性が求められる処理で特に有効です。疎水性に優れた植物繊維は、マカロニをひねったような中空組織なので、吸着した油類に対する保持力が高くシートからの油の離脱が少ないのも特徴です。

品番 規格寸法(高さ×横×厚) 油吸収量 本体質量 入数
TOC-T20 200×200×4mm 2.6ℓ 80g 10枚/1袋
TOC-T50 500×500×4mm 16.5ℓ 500g 10枚/1袋

灯油を乳化させ引火性を奪う消臭処理剤

漏洩した油類へ素早く散布「灯油消臭処理剤(SK-KCシリーズ)」

灯油の臭いと油染みを軽減させ引火性を有しない状態にする「灯油消臭処理剤イナクサーK(SK-KCシリーズ)」1本(缶)から受注当日出荷しております

漏洩した灯油を処理するには、「灯油消臭処理剤イナクサーK(SK-KCシリーズ)」をお使いください。灯油を乳化させて臭いと油染みを軽減させ、引火性を有しない状態へと変化させます。漏洩灯油の処理手順は、吸着マットでの拭き取りから実行します。それから灯油消臭処理剤イナクサーKを対象油量の50%程度の割合で漏洩箇所にまんべんなく散布してください。その際、漏洩した油類が床材に浸透する前に素早く散布すると本来の効果が得られます。
なお、フローリングにワックスがけをしている現場で使用する場合は、仕上げに灯油消臭処理剤イナクサーKを拭き取らなければなりません。それを怠り放置しているとワックスが剥がれる恐れがあります。

品番 成分 液性 容量
SK-KC100 界面活性剤 弱アルカリ性 100ml
SK-KC500 500ml
SK-KC18P 18ℓ

まとめ

こぼした灯油の臭いや可燃性を気にするユーザーは少なくありません。少量であれば油の拭き取りに特化したペーパータオル「プロショップタオル(品番:65710)」で拭き取り、量が多い場合は、油類用の「吸着マット」で吸い取ってください。しかし、それだけでは臭いや油染みが残ります。仕上げに「灯油消臭処理剤イナクサーK(SK-KCシリーズ)」を散布していただければ、灯油を乳化させて臭いと油染みを軽減し引火性を有しない状態にできます。なお、素早い処理でなければ効果が発揮できないため、ローリー車に積んでおくことをオススメいたします。

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