変わらない高品質!ベストパーツのステンレスフレキシブル管
全製造工程を国内の単一工場で行うことが高品質の理由
様々な工程を経て製品化されるステンレスフレキシブル管。一般的に「パイプ状に加工」→「溶接」→「波付け」→「焼鈍」などの工程がありますが、そのすべてを単一工場で完遂できるところは多くありません。多くの場合は自社でできる工程以外は外注に出すのが一般的です。ベストパーツのステンレスフレキシブル管は、日本国内の単一工場での一貫製造にこだわり、品質管理を容易にすることで高品質を維持しています。
国内で加工したSUS薄板(フープ材)を使用
ステンレスフレキシブル管の元となるSUS薄板(フープ材)。コスト削減のために海外で加工したものを使用している工場もあるようです。一方でベストパーツのステンレスフレキシブル管は、国内の限られた工場で加工されたフープ材を使用しているため、安定した品質での製造が可能です。
SUS304の表面仕上げは貴重な”BA”を採用
国内で流通しているステンレスフレキシブル管の表面仕上げは、流通量の多い「2B」を採用する場合がほとんどです。一方でベストパーツのステンレスフレキシブル管は、より光沢のある「BA」を採用しています(SUS304のみ)。当然BAの方が工程も多くコスト的にも不利ですが、美しい仕上げにこだわった結果こうなりました。しかし、市場環境の変化からBA材の入手が非常に困難になっているため、今後は2B材にランニングチェンジしていく案も浮上しています。なお、管の性能自体は2BもBAも変わりありませんのでご安心ください。
こだわりの”焼鈍加工”がやわらかさの秘密
ステンレスフレキシブル管を選定する際、価格の他に「加工のしやすさ」も重要な条件です。安価なものを購入したが硬くて使いにくく結局元に戻った…という声も実際たくさん頂戴しています。ベストパーツのステンレスフレキシブル管は、コスト的に不利な「連続焼鈍(しょうどん)炉での加工」をしっかりと施すことで、よりねばりのある、可とう性に優れた製品になっています。
焼鈍加工が施されていないステンレスフレキシブル管も市場に多く流通している
驚かれるかもしれませんが、世に出ているステンレスフレキシブル管の全てが焼鈍加工されているわけではありません。特に安価な輸入品についてはその傾向が高く、管の割れやピンホールに繋がる恐れも否定できません。あくまでも目安ですが、判断の方法としては「管の溶接部の色」があります。焼鈍加工されていないものは溶接部が熱によって変色したままの場合が多く、焼鈍加工されたものは管と溶接部の色にほとんど差異がありません。もしも選定に迷われた時は、ここをチェックして頂くのも一つの方法です。
日本を代表する機器メーカーが採用してきた豊富な実績
ベストパーツのステンレスフレキシブル管は、かれこれ20年以上の販売実績があります。その中でも日本を代表する複数の燃焼機器メーカー様にも、品質を見込まれ早い段階から純正品としてご採用頂いています。ブランド的にちょっと不安だという方も、無意識のうちに一度や二度は触れている可能性も否定できませんのでご安心ください。
選べる2種類のグレードと4種類の径
両端ナット付の定尺品は外径16.0/20.0/25.0の3種類63品番
長さ(㎜) | 外径φ16.0(G1/2) | 外径φ20.0(G3/4) | 外径φ25.0(G1) | ||
パッキン | |||||
EPDM | ノンアス | EPDM | ノンアス | ノンアス | |
100 | SK10-10 | SK10-10NA | ― | ― | |
150 | SK10-15 | SK10-15NA | SK20-15 | SK20-15NA | SK25-15NA |
200 | SK10-20 | SK10-20NA | SK20-20 | SK20-20NA | SK25-20NA |
250 | SK10-25 | SK10-25NA | SK20-25 | SK20-25NA | SK25-25NA |
300 | SK10-30 | SK10-30NA | SK20-30 | SK20-30NA | SK25-30NA |
350 | SK10-35 | SK10-35NA | SK20-35 | SK20-35NA | ― |
400 | SK10-40 | SK10-40NA | SK20-40 | SK20-40NA | SK25-40NA |
450 | SK10-45 | SK10-45NA | SK20-45 | SK20-45NA | ― |
500 | SK10-50 | SK10-50NA | SK20-50 | SK20-50NA | SK25-50NA |
600 | SK10-60 | SK10-60NA | SK20-60 | SK20-60NA | SK25-60NA |
700 | SK10-70 | SK10-70NA | SK20-70 | SK20-70NA | ― |
800 | SK10-80 | SK10-80NA | SK20-80 | SK20-80NA | ― |
900 | SK10-90 | SK10-90NA | SK20-90 | SK20-90NA | ― |
1000 | SK10-100 | SK10-100NA | SK20-100 | SK20-100NA | ― |
2000 | SK10-200 | SK10-200NA | ― | ― | ― |
ロングフレキは外径16.0/16.8/20.0の3種類で、さらにグレードも2種類選べる
品番 | グレード | 仕上 | 内径(φ) | 外径(φ) | 全長(m) | 基準価格 |
SK13L-10 | SUS316L | 2B | 13.0 | 16.0 | 10 | ¥5,980 |
SK20L-10 | SUS316L | 2B | 16.4 | 20.0 | 10 | ¥9,980 |
SK13L-10B | SUS304 | BA | 13.0 | 16.0 | 10 | ¥3,830 |
SK20L-10B | SUS304 | BA | 16.4 | 20.0 | 10 | ¥6,900 |
SK13L-10C | SUS304 | BA | 13.8 | 16.8 | 10 | ¥4,200 |
SUS304、SUS316Lの違いについては以下のリンクでご確認ください。地域特性で選ぶ。ステンロングフレキ
まとめ
給湯器まわりをはじめ、様々な用途に使われるステンレスフレキシブル管。選定の基準は「価格」「ブランド」「近くの材料屋さんが在庫している」など様々ですが、品質を重視される施工業者様に選んでいただきたいのが「ベストパーツのステンレスフレキシブル管」です。すべての工程を国内にある同一工場で一貫製造することで、高い品質を維持しつつ外注費等のコストを削減しています。また、管自体のねばりや可とう性に大きく影響を及ぼす焼鈍加工についても、コスト重視でこの工程が省かれることが多い中しっかりと実行しています。日本を代表する機器メーカー様が純正採用している実績と豊富なラインナップをご確認いただき、是非とも積極的にご採用いただければ幸いです。
佐々木 克仁
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