狭い!を解決。シンク下やキャビネット内の分岐配管に必須「片ナット付小曲エルボ」

システムキッチンなどのシンク下や洗面化粧カウンターのキャビネット内で給湯や給水配管をチーズで分岐して、ステンレスフレキで配管を試みるも狭くて無理やり配管した経験は、施工業者様なら誰しもあるはずです。そんな現場は、「止水栓+チーズ」にするよりも「分岐バルブ」や「スマートヘッダー」に入替えてから「片ナット付フレキ用小曲エルボ」を使ってみましょう。

シンク下を有効利用したいユーザーニーズを満たす

巣ごもり需要で人気が高まったラク家事グッズ。特に施工付き製品で人気があるのは、ビルトイン式の食器洗い乾燥機です。こうしたビルトイン機器を入替える際、シンク下を広く有効に使いたいというユーザーのニーズに、超小型の「片ナット付フレキ用小曲エルボ」がマッチしました。

自在型の「片ナット付フレキ用小曲エルボ」はGねじ接続なので、SKKE-13BにはEPDM、SKKE-13BGにはノンアスの付属パッキンでシールします。

品番 ねじA ねじB L L1 パッキン
SKKE-13B G1/2 G1/2 33 18 EPDM
SKKE-13BG G1/2 G1/2 33 15 ノンアス

取り出し位置が前後方向で自在に変えられる

写真1は給水配管から向かって左にあるビルトイン浄水器に分岐しているシンク下の様子です。このように、給水を左側に、給湯を右側に、要は逆側に配管を振る現場は、施工勝手の良い手前側に配管が出てきます。これではユーザーがシンク下を有効利用する製品を購入しても入りません。
そこでオススメしたいのがナット付エルボアダプタ類の最小商品「片ナット付フレキ用小曲エルボ」です。例えば、食洗機が給湯配管の右側にある現場などに効果を発揮します。

写真1

シンク下で給水配管をチーズ分岐してバルブを仕込んでステンレスフレキでビルトイン浄水器に接続しています。この現場の場合、チーズを右側に回してから、バルブに片ナット付フレキ用小曲エルボ(品番:SKKE-13BG)」を取付けて給水給湯配管の後ろに配管してください。また、「止水栓+チーズ+バルブ」を「スマートヘッダー(品番:B311-R1)」にマルっと入替えるとかなり印象が良くなりユーザーも満足されます。その際は給湯側も同時に変更してください。

使いこなして作業効率アップ!

このケースでは「スマートヘッダー」に「片ナット付フレキ用小曲エルボ(品番:SKKE-13B)」を接続してから、ビルトイン式食洗機に付属していた専用給湯ホースにホースニップルを取付けて接続しています。水受け皿や給水給湯管、そして排水管をきれいに回避しているのが分かります。システムキッチンには引き出し式のシングルレバー混合栓が付いていることが多く、その場合はシンク下に漏水対策用の水受け皿が設置されています。また、給水・給湯管はもちろんの事、食洗機の排水設備なども狭いキャビネット内に押し込まれているため、それらを避けた形で分岐からの給湯配管が必要です。その場合、配管側に「片ナット付フレキ用小曲エルボ」を取り付けておけば、水受け皿の裏側を通した後の分岐バルブへの接続が容易になります。

まとめ

人気のビルトイン式の食洗機の入替えは、狭くて障害物も多く厄介ですから、既存の配管を活かそうとしがちです。しかし、ユーザーはシンク下のスペースを有効活用したいと考えているので、少しでも配管を奥側に寄せてあげたいものです。そこでオススメなのが、ナット付エルボアダプタ類の最小商品「片ナット付フレキ用小曲エルボ」。自在型なので、例えば食洗機が給湯配管の右側にあるケースで、引き出し式水栓の水受け皿の下などを通すことが容易になります。もちろん、ビルトイン式食洗機のみならず、あらゆる分岐配管をコンパクトにできます。是非、一度お使いいただければ幸いです。

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佐々木 克仁

2001年ベストパーツ株式会社(旧東北綜合器材株式会社)入社。2002年より営業職。分類は給水給湯を担当。1976年生まれ。
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