待望の軽量小型化。目と耳で挿入完了を確認できる「エスロン®エスロカチットS Eシリーズ」

積水化学工業の「エスロン®エスロカチットS Eシリーズ」は、現場を多く抱える施工業者様に人気の高い架橋ポリエチレン管用ワンタッチ継手です。他社のワンタッチ継手とは違う、施工完了確認対策に先進的な機能があります。本稿では、漏水事故を未然に防ぐためのノウハウが詰まった「エスロカチットS」をご紹介します。

※この記事は2020年8月26日に公開しましたが、加筆し2021年12月16日に再度公開しました。

高性能でスリムな「エスロン®エスロカチットS Eシリーズ」

通常、給水給湯に架橋ポリエチレン管を使用する現場ではワンタッチ継手を使うわけですが、より確実な施工を求めて、挿入力を半減させた商品が積水化学工業の「エスロン®エスロカチットS Eシリーズ」。もともと同社は透明ボディの「エスロカチット」を販売していましたが、2017年、挿入力が半減、本体サイズ8~15%小型化しました。その差は歴然です。樹脂管用ワンタッチ継手を使っていて「奥まで挿入できたか分かりにくい・・・」と思っていた方には待望のモデルと言えます。

目と耳で施工完了を確認

図1:パイプを挿入し施工が完了すると、カチッという音で確認できるほか、ピンクガイドの出現を全周に渡る透明樹脂から目視できます。

特徴的なのは、挿入確認へのこだわりです。まず、施工時には架橋ポリエチレン管を正しい位置まで挿入すると「カチッ」と音がすると同時にピンク色のガイドが出現します。床下や壁裏などの暗い現場では音で、竣工間際のあわただしい時期であっても目で、確実に挿入完了を確認できる技術を搭載しています。さらに、挿入後でもブラックライトで照らせばピンクガイドが発光する仕様なので、第三者による施工確認工程を構築できます。

実際、ご購入いただいたお客様からは「目と耳で確認ができるから、自分がちゃんと施工できていると分かる」「目視できないときは音に頼って確認が取れるから便利」「屋内配管は絶対に漏水を起こしたくないから、エスロカチットで施工している」と大変好評です。

パイプ外面の傷に影響されない内面シール構造

耐塩素EPDMパッキンを2本使用している為、安心感が高いです。

継手本体通水部は、PPS、PPSUを使用し、高い耐熱性、優れた耐薬品性、幅広い温度に対する高い剛性、非常に高い衝撃強度が特徴です。また、パッキンは旧モデルのエスロカチットシリーズで15年の実績を持つ耐塩素性に優れたEPDMを継続採用。ダブルで使用しているパッキンは、架橋ポリエチレン管の内面をシールする構造なので、万が一架橋ポリエチレン管の外面に引きずった際にできた擦り傷やカットする際に誤ってつけた傷があっても漏水の心配はありません。ただし、外径シール構造と比較すると管相当長が長くなります。

ラインナップ

エスロン®エスロカチットS Eソケット

「エスロン®エスロカチットS Eソケット」は1個から受注当日出荷しております。

品 番 呼び径 L
SPS13 13A 67.4mm
SPS16 16A 74.2mm
SPS161 16A×13A 70.8mm
SPS201 20A×16A 76.8mm
エスロン®エスロカチットS Eエルボ

「エスロン®エスロカチットS Eエルボ」は1個から受注当日出荷しております。

品 番 呼び径 L
SPL13 13A 44.4mm
SPL16 16A 49.0mm
SPL20 20A 54.2mm
エスロン®エスロカチットS Eチーズ

「エスロン®エスロカチットS Eチーズ」は1個から受注当日出荷しております。

品番 呼び L1 L2
SPT13 13A 88.8mm 44.4mm
SPT16 16A 98.0mm 49.0mm
SPT161 16A×13A×16A 95.6mm 45.6mm
SPT161T 16A×13A×13A 92.2mm 45.4mm
SPT202 20A×13A×20A 102.4mm 47.4mm
SPT201 20A×16A×20A 105.2mm 51.0mm

まとめ

各メーカーからワンタッチ継手が販売されたことで熟練技が不要になり、誰でも簡単に接続ができるようになりました。しかし、まだまだワンタッチ継手に疑心を抱く方も多いですが、「エスロン®エスロカチットS Eシリーズ」は目と耳で施工完了の確認を取ることができるので信頼性の高い商品です。漏水事故を未然に防ぐためのノウハウが詰まっていますので、ぜひ一度お試しください。

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